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  • 第 42 話 こまちの決意とアラビアンナイト 2008/12/07
  • 脚本:
  • 赤尾でこ
  • 演出:
  • 小村敏明/三塚雅人
  • 作画:
  • 高橋任治
  • 美術:
  • 井芹達朗
図書館でこまちを見つけたのぞみ。でも、こまちは何か不安そうな顔をしていました。それは将来、自分の本がこのいっぱいある本の中に加わっても、みんなが見つけてくれるかどうかが心配だったからです。しかし、そんなこまちにのぞみは自分が必ず見つけだすからと元気づけました。そんな時、突然ナッツが異変を感じて、のぞみとこまちの前に現れます。そう、またしてもシビレッタがみんなを本の世界に引きずり込んだのでした。しかも失敗続きで後のないシビレッタは、最後の切り札として終わりのない物語を用意したのです。その物語とは一体…
気がつくとみんなはバラバラに本の世界の中へ引きずり込まれていました。のぞみ、うらら、くるみの前には40人のシロップと大トカゲのホシイナーが現れ、りんとかれん、ココは暴走する空飛ぶじゅうたんに振り回されてしまいます。この世界はアラビアンナイト。千もの物語がつまった世界なのです。シビレッタは、みんなをバラバラにこの世界に入れて、合流できないようにしたのでした。でも、みんなは何かに導かれるように合流することができるのでした。
ビックリするシビレッタに、ナッツは言います。もともとアラビアンナイトは、王様の残虐な行為を止めさせるため、一人の女性が命をかけて千日もの間、毎晩語った物語。その物語に込められた思いが、シビレッタの邪悪な意思に反発したのだと。それを聞いても、自分勝手なシビレッタは自分の間違いを認めずに、ホシイナーでみんなを倒そうとします。みんなは変身して戦いますが、ランプの精ホシイナーは煙になってしまうため、攻撃してもダメージを与えることができません。勝利を確信するシビレッタですが、物語を勝手に作りかえることをこれ以上は許せないとばかりに、プリキュア5の反撃が始まります。
ミルキィローズの必殺技がホシイナーを倒し、プリキュア5の必殺技がついにシビレッタを捕らえます。こうして、本に書かれた物語を勝手に作りかえたシビレッタは倒されるのでした。戦いが終わった後、今回の戦いで本を書くことの意味をつかんだこまちは、ナッツに自分の決意を話します。それは自分の書いた本を読んだ人が、一人でもその本の登場人物のようになりたいと思うような本を書くことでした。その本の登場人物はこまちの大切な仲間たち、つまりのぞみたちのことです。それを聞いたのぞみたちは喜んで、主役は自分だとこまちに話すのでした。
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