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  • 第 14 話 ミルキィローズの秘密! 2008/05/04
  • 脚本:
  • 村山功
  • 演出:
  • 座古明史
  • 作画:
  • 高橋任治
  • 美術:
  • 猿谷勝己
ある日のことでした、くるみが町を歩いていると、見たこともない不思議なアクセサリーに民族衣装を着ているナッツを見かけます。その姿を見たくるみは、ナッツがとても心配になりました。それはただでさえパルミン探しや、店のお仕事をガンバっているのに、これ以上、別なことを始めてしまえば、その忙しさで体調をくずしてしまうと考えたからです。そんな時、ナッツが外へ出かけると言いました。そこでくるみは代わりに店のお手伝いを引き受け、のぞみたちはコッソリとナッツの後をつけて、ナッツが何をしようとしているのかを調べることにします。
ナッツはまずたくさんの種類のコショウを買い、次にとてもカラフルな布を買いました。それを見たのぞみは「ナッツハウスがラーメン屋さんになる!」と勘違い。ナッツの行動の理由がわからないみんなは、ひとまず話してくれるまで見守ることにするのでした。その夜、ドーナツ国王と話したナッツは、みんなが心配していること、赤いバラと青いバラの力を合わせるべきだということを言われました。そこでナッツはくるみと二人っきりで話をします。そう、ナッツはくるみの正体が何者か知っていたのでした。しかしそこへブンビーがローズパクトを狙って現われます。
ブンビーはミルキィローズの弱点に気付いて攻撃を仕掛けてきたのです。そのローズの弱点とは経験不足。誰かを守ろうとすると、攻撃が鈍くなってしまうというところでした。プリキュア5も助けに駆けつけましたが、ホシイナーの攻撃に倒れてしまいます。悠々とローズパクトを奪おうとするブンビー。しかしナッツは「奪うことからは悲劇しか生まれない」と激しく抵抗します。パルミエ王国を復興させるための勉強として、その昔、コショウを奪おうとして大きな国が、小さな国々を滅ぼしたことを学んでいたナッツにとって、力ずくで人のものを奪うことは決して許してはいけないことでした。
ナッツの言葉に励まされたローズの一撃がホシイナーに決まり、ブンビーは逃げました。そしていつものようにローズも立ち去ろうとしますが、お礼を言おうとキュアドリームが引き止めます。するとミルキィローズの姿は消え、そこにミルクの姿が現われました。そう、ミルキィローズの正体は、青い種の力で変身できるようになったミルクだったのです。こうして秘密もなくなって、力を合わせるようになった赤いバラと青いバラの力を見届けたドーナツ国王は、元気を取り戻したので自分の国へと帰っていきました。そしてナッツの買ったカラフルな布は、ナッツハウスに住むことになったミルクの部屋の表札になったのです。
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