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銀色のオリンシス
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OUTLINE

第 7 話 赤色の絆 >>各話のあらすじ一覧に戻る
脚本:田裕一郎   演出:久米一成   作画監督:飯田宏義、久米一成   美術監督:倉田憲一
  トキトたちの前に現れた、月の執政官。「自分こそ本物のコウイチだ…」…その思わぬ状況に、テアは戦闘中にも関わらず混乱した。しかもそのまま、執政官の攻撃からトキトを守るために身を投げ出してしまう。重傷を負ったテア。このままでは…。そこでセレナが両者の間に介入。テアを失いたくない執政官を説得し、一時撤退してもらうことにした。そんな中、戦場の一角では、ブライアンとボルフが再び相対していた。どうしてもブライアンを月の勢力に加えたいボルフ。彼は月の執政官が、本当に地球の未来を憂いていること、その偉大さを心底訴える。だがブライアンは迷いなく拒否。「今のオレは、イモの皮むき係のブラちゃんだ」と、仲間たちの元に戻るのだった。

  手術中のテアをトキトが心配する中、レジスタンスとヨウスケたちの間では不穏な空気が漂っていた。問題はブライアン。ボルフとのやり取りがレジスタンスのひとりに見られ、一触即発の状態になっていたのである。彼はダラスにあっさりと答える。「スパイってのは、完全には否定できないな」。さらに続けた。自分が50年以上前の木星圏の生まれであること。ボルフとは士官学校からの親友で、共に『木星系国家連合体の特殊作戦軍』の士官になったこと。月の執政官を偵察するためボルフと出撃。その途中、月と地球を覆うオリンシスシェルを突破できず、オリンシス現象に飲まれてこの時代に飛ばされてきたことを…。だがその告白で彼らの関係が壊れることはなく、そのまま突然現れたガーデナーとの戦闘を開始。トキトも、セレナがサポートするズィルバーに乗り込むのだった。






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