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銀色のオリンシス
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OUTLINE

第 12 話 銀色の未来 >>各話のあらすじ一覧に戻る
脚本:竹田裕一郎   演出:政木伸一   作画監督:鷲円太   美術監督:三宅正人
  それは西暦2577年、月での出来事…。アーティの『アル』は、とある人間の青年をの命を奪った。彼の名は『コウイチ・アイザワ』。アルは同じアーティである妹のテアと共に暮らすことだけを考え、コウイチを亡き者にしたのである。だがテアはアルの元を離れ、時空の彼方へと消えていった。その後、アルはコウイチと名を変え、テアの行方を捜しながら地球と月をオリンシスシェルで隔離。地球再生計画を開始したのである。それは、今から一千年の昔の出来事…。そして今、テアはズィルバーに搭乗、アル(執政官)はミスズと共にゴルトに乗り込み、最終決戦に臨んでいた。一方、ブライアンたちも行動を移そうとしていた。ヨウスケはミスズの救出に、ブライアンとボルフは地球への攻撃を阻止するため、それぞれ木星艦隊の艦載機で出撃!! 砲弾飛び交う宇宙空間へと飛び出す…。

  ヨウスケがミスズを確保した事で、ゴルトは金色のパワーを失っていた。しかしアルを説得しようとするトキトの言葉に彼は応じようとしない。そればかりか、月基地に設置されたオリンシスシェル発生マシンを暴走させてしまった!! このままでは、オリンシス現象が月そのものを飲み込む事になるだろう…。そこへ駆けつけてくるセレナ。彼女は明かす。自分が、実は未来のテアであった…と。そしてアルに再会するために、再びこの時空にやって来た…と。彼女はアルをそっと抱きしめると、そのまま運命を共にする事を決意。トキトたちには逃げるよう言い残した。だがトキトとテアはそうしなかった。一度は離脱したものの、オリンシスシェル発生マシンの暴走を抑えるべく、その中心部へと特攻をかけたのである!! そして、二人はそのまま時空の彼方へ…。そんなトキトとテアの帰りを、ヨウスケたちはいつまでも待ち続けるのだった。






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