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ナージャはフランシスと黒バラのことで頭がいっぱい。もらった万華鏡を見ては物思いにふけるナージャ。そんなナージャを見てケンノスケは、フランシスにやきもちを焼いてしまう。些細なことでナージャに絡み、二人はとうとうケンカをしてしまった。素直になれず謝れない二人だ が・・・? |
そんな時、ナージャとケンノスケは団長命令でおばばと共にラミレス夫人の屋敷に行くことに。道中もずっと仲が悪い二人を見かねて、おばばと団長は二人を「ある所」に連れて行く。カラクリ自動車がついた先、それは・・・なんと、どこまでも続く一面のひまわり畑!! |
その美しい景色に感動したナージャは、思わず踊りだす。楽 しそうに踊るナージャを見て、かつて自分に夢を与えてくれた「忠さん」こと二宮忠八のことを思い出すケンノスケ。 彼がヨーロッパに渡ってきたのには理由がある。それは大きな夢を叶えるため・・・。ケンノスケの夢は月まで飛んでいける乗り物を造ることだった。 |
大きな夢に向かうケンノスケを見直したナージャは、ラミレス夫人に教わり、ケンノスケの為にひまわりの刺繍をした羽織を作る。ケンノスケもまた、団長のアドバイスを元に、壊れたタイプライターをナージャの為に修理した。なかなか素直になれない二人だったが、お互いの為に作ったプレゼントを渡しあい、ようやく仲直りをするのだった。 |