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引き続きヴェネツィアに滞在する一座。ナージャはそこでゴンドラ乗りの母子に出会う。母親は病気なのだが、薬を買うお金がないのだという。苦しみながらも息子の為に懸命に働く母親を心配するナージャ。そんな中、仮面仮装の集団がナージャの前に現われた! |
驚き逃げ惑うナージャの前に、現われたハービー。しかしその仮装に驚いたナージャは、ハービーにパンチを喰らわせてしまい、お詫びに街の振興事業に熱心な名士、カルロ・ カサノヴァのインタヴューに付き合わされることに。しかしハービーは言った。「今夜必ず黒バラはカルロを襲う。」悪い金持ちしか襲わない黒バラが何故カルロを?と戸惑うナージャ。 |
カルロは街の為に募った寄付金を自分の為に使っていた。 やはり黒バラは悪い貴族しか狙っていなかったのだ。ハー ビーは、そんな黒バラの強い信念が何なのかを知りたいと言う。「皆が平等に生きるために俺は盗む!」仮面舞踏会 の夜を思い出すナージャ。そんな中、ついに黒バラが現わ れた! |
黒バラを追いかけたナージャが見たものは、昼間出会った ゴンドラ乗りの母子に盗んだお金を恵む黒バラの姿。そして、危険な盗みを続ける黒バラを説得しようとするナージャだったが、突然、黒バラに唇を奪われてしまう。「俺は・・・盗み続ける」闇に消える黒バラに、怒りつつも戸惑うナージャだった。 |