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アルプスを無事に越えた一行は、コモ湖というイタリアで 一番高貴な貴族や金持ちの集まる別荘地へやって来た。湖 のほとりにあるホテルで一座は公演をすることになってい る。ナージャはそこで貴族の令嬢・ジュリエッタと出会っ た。ナージャが差別をされて困っていたところを、優しい ジュリエッタが助けてくれたのだ。 |
そこに大勢の女の子をはべらせたレオナルドが現れ、ジュリエッタを抱きしめキスをした!ジュリエッタはレオナルドの婚約者だったのだ。しかしジュリエッタを置き去り に、他の女の子達と遊びに行ってしまうレオナルド。それを黙って見送るジュリエッタだったが、ナージャはそんな二人の関係が理解できない。 |
『貴族の結婚は親に決められている』と話すジュリエッタ。レオナルドは「それなら若い内にたくさん恋をしなくちゃ」と考え、たくさんの女の子と付き合っているのだが、実はジュリエッタはそんな彼一人を一途に想いつづけているのだった。そんなジュリエッタに、貴族との結婚を企むアントニオの魔の手が忍び寄る・・・ |
レオナルドが婚約者と知ってなお、ジュリエッタを口説くアントニオ。それを見たナージャは「なぜそんな事をするのか判らない!」とアントニオに食ってかかる。イライラ した気持ちのまま公演に望もうとするナージャだったが、 おババに諭されダンスを楽しむ心を取り戻し、ケンノスケ とのフラッグショウも大成功。無事に公演を終えた一座はミラノへ向けて旅立つのだった。 |