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フランスを出て、スイスへとやってきた一座は、慰問公演のためレマン湖畔にある孤児院を訪れた。ナージャがスイスの民族舞踊、チロリアンダンスを披露していると、なんとそこへフランシスが現われた!フランシスは寄付金を集め、孤児院に図書館を贈っていたのだ。 |
『フランシスは私のことを覚えていないかもしれない…』 フランシスに会うことをためらっていたナージャだったが、シルヴィーに背中を押され、ついにフランシスとの再会を果たす。 |
ナージャはフランシスに、何故孤児院に寄付をするのかと質問する。その問いにフランシスは答える。貴族には高い身分に伴う義務と責任があるからだ、と。『母のように誰 かの力になりたい。』そんなフランシスに感動したナージャは、自分も皆を笑顔にしたいと、子供達にダンスを教え る。 |
フランシスもその輪に加わり、幸せな時間を過ごす二人だったが、またもや別れの時間が近づく。再会を願いつつ、 別れを惜しむ二人は、夜明けを迎える霧のレマン湖のほとりでついにファーストキスを交わすのだった。 |