2008/08/31予定
第 46 話  「チャリティーのくず星! デュオ帽子で立ち退き防止?!」
脚本:影山由美 演出:門由利子 作画:今木宏明 美術:杦浦正一郎
マイハム組のドジなライバル、テンドーとリキはローズパレスに戻っていた。彼らが向かっているのはキッズハウス。実は、親のいなかった二人はここで育てられた。たびたび二人はキッズハウスを訪れ、子供たちにお菓子やおもちゃをプレゼントしていた。しかし、最近、稼ぎが少ない二人は、たいしたプレゼントを持って行けない。落ち込んでいるテンドーとリキに衝撃的なニュースが待っていた。キッズハウスが取り壊されるというのだ。自分たちが育った場所がなくならないよう、二人はローズパレスの支配人、ダーツ・ベイダーへ頼みにいく。
ダーツは二人にある提案をした。マイハム組を倒すプランに参加すれば、お金も稼げてキッズハウスも存続できる。もちろん二人は賛成する。ダーツ・ベイダーの陰謀がこうして始まった。 まず、テンドーとリキは大きな帽子で顔を隠し、「シャッポブラザース」というバンドを作る。恵まれてない子供たちのためにヒマワリメッセで路上ライフを始めたのだ。彼らの歌は爆発的な人気を呼び、お金も続々と集った。「愛があるなら金をくれ」という彼らの人気ソングに、ガウディ、シルビー、アレック、ジーンはノリノリで踊る。一番興奮していたのは、いつも冷静なスティーブだった。 ヒマワリメッセのキッズハウスで育ったスティーブは、子供たちのために力を尽くしたいと思っていた。シャッポブラザースの車が壊れると、スティーブは自分の車を出し、彼らの運転手になった。テンドーとリキは人気デュオとなり、セレブとなって時間を過ごしている。稼いだお金でキッズハウスの子供たちにもおもちゃやお菓子を買うことができ、二人は幸せだった。 しかし、その幸せも長く続かない。ひまわりドームの初ライブが決まったときにダーツ・ベイダーが現れた。テンドーとリキは、マイハム組と元締めを倒す仕事が残っていることを思い出す。ダーツから手渡されたのは爆弾が入ったスーツケース。 マイハム組と元締めは、ダーツ・ベイダーの陰謀から逃れることができるのか?!子供たちのために働く優しい心も持ったテンドーとリキは、本当にマイハム組を処刑することができるのだろうか?!







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