2008/08/17予定
第 44 話  「武闘会の星!マイハム最強王者は誰?!」
脚本:米村正二 演出:広嶋秀樹 作画:大西陽一 美術:本多敬
星浜の地下鉄のトンネル。普段電車が通るこのトンネルに、今日はマイハムコロシアムが作られている。第1回H1グランプリが行われる。Hは「エッチ」ではなく、ハムスターの頭文字。H1グランプリとは仕事人ハムスターの天下一武闘会のことだ。第一回戦には、ガウディとスティーブが戦っている。「デェ~ク」が強いか、「ドライバー」が強いか、最も期待されている試合の一つだ。ハンマーを持つガウディは強そうに見えるが、テクニック&スピードではスティーブも負けない。突然、スティーブがガウディの後ろに回り、吸盤で頭にハンドルを取り付けてしまった。ガウディの体はスティーブによって操られている。手も足も言う事を聞かないガウディをスティーブは車のように自由に走らせている。さらにスティーブは、「ガウディ車」を壁にぶつけ、叩きのめすつもりだ。しかし、ガウディは奇想天外な作戦に出る。自分から加速して壁にぶつかったのだ。背中に乗っているスティーブのハンドルも飛ばされ、ガウディは自由になった。得意のダブルハンマー大車輪の技でガウディがスティーブを倒す。
次の試合はシルビー対ジーンの直接対決。「パティシエ」対「ドクター」の戦いは、泡立て器と注射器のぶつかり合いでスタートし、ケーキナイフ対メスに変わる。やがてバトルは心理戦にまでエスカレートする。男と付き合ったことがないシルビーを攻めるジーン。しかし、シルビーには動物を自在に操る必殺アイテム「お助けクッキー」があった。 第三試合はアレック対ナゾのマイスター、ブリーフ・リー。そのナゾの男はどこから見ても頭にブリーフをかぶった元締めだ。力の強いアレックは倒されにくいが、たったひとつ弱点がある。観客席にいる愛する妻と子供達だ。ブリーフ・リーは妻と子供を使ってアレックを骨抜きにした。 マイスターが続々と戦いの舞台に登場する。ラーメンマイスターの麺太郎、産婆マイスターのガイババ、刑事マイスターの入歯の平次、監督マイスターのハムバーグ。そして、最後に残ったのは、ブリーフ・リー、シルビーとガウディの3匹だった。 H1グランプリの頂点に立つのは誰だ!? ハムスターたちがこんなにも激しく競い合う武闘会は、いったいなんのために開催されたのだろうか?!







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