2008/01/20予定
第 15 話  「トイレの星!学校で大ハード!!」
脚本:米村正二 演出:山田 徹 作画:佐伯哲也 美術:徳重 賢
男子なら誰でも一度経験したことがあるだろう。学校でお腹が痛くなり、トイレに入るときの恥ずかしさと、他の生徒たちの大騒ぎを。トイレに入るだけでいじめられる厳しい現実に、マイハム組が立ち向かう。 2068年、老紳士となったカイトは遠い過去を回想していた――。 学校でお腹が痛くなってしまったカイト。しかし、小学生にとって学校で『大』のトイレに入ることは、並大抵の恥ずかしさではない。クラスメイトに冷やかされるのが嫌で、なかなかトイレに行かないカイト。カイトの苦しみを見てられないガウディは、「カイトをトイレに行かせるぜ!」と、活動許可を元締めに求めた。カイトに同情した元締めは出動を許可する。
マイハム組が作戦を立てカイトを誰にも見つからずにトイレに連れて行こうとするが、途中で天山に邪魔され上手くいかない。 学級会の途中、カイトの我慢が限界に達したとき、横で大介がトイレに行きたいと手を上げた。そんな大介をケンタやアキラが「大ちゃん~」囃(はや)し立てるのを見て、ガウディ達はようやくカイトが苦しみながらもトイレに行かない理由を知った。 「こんなのは間違ってる!」と、いきどおるシルビーやジーン。ミズキやマリナも賛同しトイレに行くことは恥ずかしいことじゃない、と訴える。意を決したカイトはついに、「先生、僕、うんちしてきます!」と言い放ち、トイレに向かった。教室にはその勇気を称(たた)える拍手が沸き起こる。 そして、お腹が痛くなったケンタとアキラに、「大はしたい時にすればいい」と優しく声をかけるカイト。『この世に大がある限り、世界は大で結ばれる』というカイトの言葉に、大喝采が起こったのだった。 回想する老紳士・カイトは、そんな思い出を奥さん思われるお婆ちゃんに話している。 ところで、そのお婆ちゃんって、いったい誰?!







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