― みなさまに一言ずつ頂戴したいと思います。

野沢雅子さん(以下野沢): どうも野沢雅子でございます。今聞いてびっくりしました。 40周年! 2008年に「墓場鬼太郎」で鬼太郎の原点である、生まれてくるところからやらせていただくことになりまして… 鬼太郎と関わるときには、数字的にはほんと素晴らしいですよね。 1968年、2008年、末広がりの8、そして平成20年、1/10と区切りの数字で 共に素晴らしく、これはヒット間違いなしと信じておりますので みなさまどうぞよろしくお願いいたします。

高山みなみさん(以下高山): (鬼太郎の声で)人間のみなさん、新年あけましておめでとうございます。 『墓場鬼太郎』スタ−トおめでとうございます! 『墓場鬼太郎』が始まるというの で、『ゲゲゲ』スタジオでもみんな期待して待っていたんですよ。いよいよです ね!
本日はこのお寒い中、みなさまお集まりいただきましてありがとうございます。生 涯で一番寒いイベントではないかと…(笑) 今日のこの日のことを永遠に忘れることはないと思います。5期のシリ−ズも、『墓 場鬼太郎』に負けないようがんばってまいります。

野沢: 大丈夫ですよ、夜に『墓場』で朝に『ゲゲゲ』ですよ。

高山:どちらかというと5期はコメディ系?みたいになってきましたので、そのコントラス トも楽しんでいただけると思います。 相乗効果で良い作品にしたいと思いますので今年もどうぞよろしくお願いいたしま す。

京極夏彦さん(以下京極): 小説家の京極夏彦です。 原作の水木しげる先生の作られた世界妖怪協会の協会人、そして 全日本妖怪推進委員会もやっております京極と申します。 私が生まれたときから鬼太郎がありまして 、40年ずっと見てきております。 ここに並べたことがうれしく思っております。 朝から鬼太郎、夜も鬼太郎! 手の空いた方は是非原作をお買い求めいただいて、そしてそれでも足りない方は DVDボックス、1期からずっと出ておりますので! 各世代、一人1鬼太郎で邁進していきたいと思いますので 何卒よろしくお願いいたします。

― 京極さんは声優としてのご出演も決まっておりますが、どんな役でご出演されるのですか?
野沢: 素晴らしい!楽しみにしてます!

京極: 10話で怪僧の役を、目が3つあるお坊さんの役を…台詞は少ないです!笑

野沢: たくさんの方がいいじゃないですか!

京極: まぁ見た目もあんまり変わらないですしね…笑。そして、出来上がった明日放送の第1話を先ほど拝見しましたよね。

野沢: いや、ほんっとにすばらしい。

高山: かっこいいですよね、今風ですよね。

野沢: 鬼太郎がかっこいいのではなくてね。

高山: アニメーションとしてとってもかっこいいんです!
― ひとつの作品として非常に密度の濃い素晴らしい作品だと思ったのですが、そして野沢さんにお伺いしたいのは、これまでの鬼太郎シリ−ズと今回の『墓場鬼太郎』って全然違いますよね?
野沢: そうですね、全然違います!まず鬼太郎の顔から違います。ちょっとおどろおどろしいといいますが、私から見ればとってもとってもかわいらしいのですが。 これまでは優等生ぽく、正義の味方の顔をしておりましたが、今回は…笑 ねじが1〜2本抜けてしまったのではないかなというところも好きなところです。
― 1月10日放送の第1話では野沢さんが誕生されるところから始まりますが、今回の「墓場鬼太郎」というのは、京極さんから見てどういう作品になるのかお教えいただけますか?
京極:まぁ原点回帰とかファンに向けてマニアックに、という言い方をされることが多いのですが…ある意味では正しいのですが、これは今、作られなければならない最新のアニメ−ションなんですよ。 1部の人にだけ向けて作られたものでは全然ないんですね。 1番古いのが1番新しいという不思議な現象になっておりまして…勿論、第5期の昼ゲゲゲも今年はいろいろすごい展開をされるようですし、そしてそれに負けじとやってきたこの『墓場鬼太郎』はですね、21世紀の2008年に放送されるべき 全国民に向けた、ハードボイルドな鬼太郎であるということで、楽しみにしております。朝は『ゲゲゲ』で夜『墓場』!

野沢&高山:まさにそうですね!!