ゲゲゲの鬼太郎
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ゲゲゲの鬼太郎
各話あらすじ

第 12 話  『霊界からの着信音』 2007/06/17

脚本: 長谷川 圭一   演出: 勝間田 具治   作画監督: 浅沼 昭弘   美術監督: 白井 走
ゴミ捨て場でねずみ男は食べ物をあさっていたが、あるのはテレビや冷蔵庫や洗濯機など、まだ使えそうな家電ばかり。ゴミを捨てにきた不法投棄業者は、現場を目撃したねずみ男を始末しようとするが「いつまでも・・・いつまでも・・・」という声とともにあらわれた妖怪に食べられてしまう。そこに一反もめんに乗って鬼太郎があらわれ、ぬりかべ、砂かけばばあ、子泣きじじい、ネコ娘の協力で妖怪を倒す。妖怪の正体を聞かれた目玉おやじは、今までに見たことのないもので、時代が変われば妖怪の姿形、生まれた理由も変わるのだと答える。



昔に母親を亡くした中学生の片岡千草の家に、夜かかってきた電話は「いつまでも・・・いつまでも・・・」という女の声がするばかりだった。いたずら電話と思い、父親の守に電話をかわると、急に様子がおかしくなる。次の日も同じ時刻に電話がかかってきて、守も電話を心待ちにしている素振りだった。千草は、いつもかかってくる時間に家にいなければ良いと考え、守を外に連れ出す。しかし外でも、どこからともなく電話の音が聞こえてくる。悪霊の仕業だと考えた千草は、鬼太郎の存在を友人に教えてもらい、妖怪ポストに手紙を出した。



守は、電話は悪霊からではなく、亡くなった彰子からかかってくるのだと言う。鬼太郎は電話の声から感じられる霊気をたどって、発信元をつきとめた。だが発信元にあるはずの公衆電話は無い。その辺をテリトリーにしているねずみ男は、公衆電話は10年ほど前に撤去されたと証言した。そこに先日退治したはずの妖怪があらわれる。それを見て目玉おやじは妖怪の正体が以津真天(イツマデン)であることに気が付いた。元々は戦場で倒れて野ざらしになった死体の怨念が集まって生まれたのだが、現代は捨てられたゴミの怨念が妖怪になったのだ。



彰子は、ささいなことで家を飛び出して交通事故にあって亡くなったため、自分を恨んでいるはずだと、守は千草に語る。一方、目玉おやじは何かの執着が残っているので以津真天はよみがえったのだと考え、鬼太郎はそれを確かめるため、以津真天の中に飛び込んだ。そこには公衆電話があった。公衆電話は、最後に自分を使った人間の思いを伝えたいがために以津真天となったのだ。その最後の人間というのが彰子だった。鬼太郎は霊力を使って電話を守につなぐ。彰子は守と千草に、いつまでも愛していると伝え、以津真天は浄化されたのだった。


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