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第 9 話

錬金術殺人事件 ファイル4

2014/05/31放送

  • 脚本:福嶋幸典
  • 演出:上田芳裕
  • 作画:井上栄作
  • 美術:市岡茉衣

 はじめは皆を大広間に集め、錬金術館で起きた恐るべき連続殺人事件の真相を解き明かしていく。今回、番組「財宝を探せ!」の収録のために恋琴島にやってきた一行。はじめはターゲットを1人ずつバラバラに手を下して警戒されるより、孤島で一堂に会するこのロケは犯人にとって千載一遇のチャンスだったと強調する。この後、はじめは4人の被害者を順番に整理していく。
 最初に殺害されたのはADの繭村。犯人が奇怪な扮装をしてビデオに撮られたのはターゲットたちに警戒されないための巧妙な心理トリック。巨大な剣を消し、神出鬼没の怪人のイメージを植え付け、本当の動機をすぐに悟られないようにしたのだ。2人目の被害者はタレントの深森蛍。犯人はこの密室殺人によって金属をすり抜ける怪物のイメージを強調したのだ。ディレクターの鬼沢龍子が第3の被害者。はじめは犯人が鬼沢の部屋に置かれたペットボトルの水に下剤を仕込み、トイレで待ち伏せしていたと推理する。4人目の犠牲者はカメラマンの不二森。彼だけは花瓶で頭を殴られて殺害されていた。
 次にはじめは消えた剣と密室の謎に迫る。この謎を解く第1のヒントは賢者の石、エリクシール。絵崎が建てた錬金術館は錬金術にかかわる要素を取り入れて造られたもの。はじめは部屋の扉を分厚い金属の塊で作り上げたのには意味があると説明する。第2のヒントは部屋番号。はじめは元素の周期表を皆に見せ、部屋番号は巨大な金属製の扉は材質を示したものだと教える。
 50号室、蛍の部屋の扉に使われているのは錫(すず)。錫の融点は231.97度で、簡素なバーナーでも十分に溶かせるのだ。はじめは真犯人の錬金術師がバーナーを使い、時間をかけて50号室の扉の一部を溶かしたと推理する。溶かした穴から手を入れてかんぬきを外した犯人。犯行後は事前に用意していた同じ大きさのインゴットパネルをはめ込み、隙間を溶かした錫で埋めて扉を元通りにしたのだ。消えた剣の材質も錫。はじめは最初の犯行後、剣を溶かして繭村の部屋の花瓶の中に隠したと推理する。
 第2、第3の犯行は同じような傷痕が残る短い凶器を使用した犯人。これは最初に巨大な剣を見た皆に同じ凶器で殺害したと思わせる心理トリックだった。今回の事件はターゲットを狙った計画的犯行。はじめは真犯人の錬金術師が巧妙なトリックを使い、2番目に殺害する予定の蛍に50号室のくじを引かせたと説明する。そして、はじめはくじ引きのトリックの種明かしと同時に真犯人の錬金術師の正体を暴くと言い放つ。はじめは当たりが1つだけ入ったくじ引きの箱を用意し、当たりを引いた人が錬金術師だと断言する。この後、皆は順番にくじを引き、ついに錬金術師の正体が明らかに。そして錬金術師が起こした今回の殺人事件の動機、真相が暴かれていく…。

    

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