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第 25 話

ゲームの館殺人事件 File.3

2014/09/27放送

  • 脚本:島田 満
  • 演出:今村隆寛
  • 作画:浅沼昭弘
  • 美術:市岡茉衣

剣持警部の声で目覚めたはじめ。そこは清潔な病院の病室だった。はじめたちは毒ガスではなく催眠ガスを嗅がされたのだ。剣持は遊園地帰りの客が廃墟の病院にいると通報があり、はじめたちを助け出したと説明する。美雪と宝樹、美佳、杉本、梢も無事に救出されたという。遺体で発見されたのは志保、生馬の2人。はじめは自分たちの生死をもてあそび、2人の命を奪った殺人犯ゲームマスターの正体を必ず暴くと誓う。はじめはゲームマスターが自分たちを殺害しなかった事、第一ステージで志保が急に脱出をはじめに譲った事に違和感を抱いていた。
はじめは事件解決の手掛かりを集めるため、ゲーム参加者たちの取り調べをしてほしいと剣持に頼む。最初に剣持は宝樹を尋問。新しいアトラクションにゲームプログラムを応用したものを使うらしく、宝樹はその打ち合わせのために遊園地に行ったと説明する。宝樹は連続殺人鬼が主役の殺人ゲームを大ヒットさせたが、今回の陳腐な無差別殺人ゲームとは無関係と訴える。梢は美佳に誘われて遊園地に行ったと明かす。杉本は話を聞いてついてきたという。梢は途中で美佳とはぐれ、杉本と最終バスに乗ったと証言。剣持は借金の事を訊ね、梢は樹海で自殺した親が残した借金だと答える。杉本は自分もギャンブルで借金している事を告白し、美佳は客に遊園地のタダ券をもらったと証言。美佳ははぐれた2人を探した後、最終バスに乗ったが、車内が暗くて2人が乗っている事に気付かなかったという。
皆の証言を聞いたはじめは怪しい人物が1人いたと剣持に伝える。だが、はじめは犯人の動機がわからずにいた。その時、殺害された志保、生馬親子について調べていた明智警視から電話がかかってくる。資産家の志保はあの遊園地の大株主。志保、生馬親子が亡くなった事で莫大な遺産が発生する事に。その遺産を相続する可能性を持った人物がゲーム参加メンバーの中にいたという。それを聞いたはじめは今回のゲームが無差別殺人を装い、志保、生馬親子をターゲットにしていたと確信。はじめは犯人が何らかのトリックを使い、志保がクイズに答えられず、最後まで残るように仕向けたと推理する。
この後、はじめは美雪、剣持と共に生馬が殺害された廃墟の部屋を検証。はじめは剣持からエチケットという言葉が何を意味するかを教わって事件の真相に近づく。次にはじめたちは志保が爆死した部屋を訪れる。はじめはテレビのロゴを見て遊園地のゾンビが飛び出すアトラクションの画面と同じロゴと気付き、これを足掛かりに殺害トリックを見破って全ての謎を解く。はじめは美雪、剣持、宝樹、梢、杉本、美佳を廃病院に集め、「無差別殺人を装って2人を殺害した真犯人ゲームマスターはこの中にいる!」と言い放つ。はじめはゲームマスターの正体を暴き、事件の全貌を解き明かしていく…。

    

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