第1話「雪の少女」
脚本:山口亮太  演出:伊藤尚往
作画監督:岡村正弘 美術監督:さわだえいこ

7年ぶりに雪に包まれた街を訪れた相沢祐一。
子供の頃はよく遊びにきていたのに、
何故か祐一は過去の記憶を思い出せない。
引っ越してきた翌日、祐一は、背中に
羽飾りのついたリュックを背負った少女と出逢う。
第2話「日溜まりの街」
脚本:山口亮太  演出:伊藤尚往/藤瀬順一
作画監督:石井久志 美術監督:本田修

雪の街。新たな出会いそして新たな生活。
転校の不安も、名雪の純粋な笑顔が祐一の
気持ちをなごませてくれた。
そして、一人佇む下級生の少女と出逢う…
第3話「たった一つの小さな記憶」
脚本:山口亮太/外山浩明 演出:山内重保
作画監督:増田信博 美術監督:田原優子

思い出せない子供の頃の記憶。
商店街で、祐一に激しい感情をぶつけてくる少女。
長年の恨みを晴らす、と訴える彼女の事すら
祐一は思い出すことができない…。
彼女の名前は、沢渡真琴。
第4話「夜へ」
脚本:山口亮太/外山浩明 演出:角銅博之
作画監督:竹田欣弘 美術監督:窪田忠雄

深夜の校舎にて出逢った少女。
「私は……魔物を討つ者だから」
日頃誰もが近づかない、寡黙な彼女。
見えない“魔物”に剣を振るうその姿は
祐一の見た幻なのだろうか。
第5話「the fox and the grapes」
脚本:山口亮太 演出:門田英彦
作画監督:大河原晴男 美術監督:さわだえいこ

水瀬家の日常。たび重なる真琴の
いたずらに振り回される祐一。
そんな姿を笑顔で見守る名雪と秋子。    
永遠に続いて欲しいと願う、    
その日々も長くは続かなかった…
第6話「彼女たちの見解」
脚本:山口亮太 演出:広嶋秀樹
作画監督:宮田奈保美 美術監督:本田修

雪の街の少女たち。
心を閉ざした真琴・夢を語る栞・暗い瞳の舞
失した何かを探すあゆ・そっと祐一を見守る名雪
それぞれの事情、それぞれの想い…
祐一は、彼女たちに何をしてあげられるのだろうか。
第7話「舞踏会」
脚本:中村誠/平松詩乃
演出:伊藤尚往/清水潔一 作画監督:飯飼一幸 美術監督:田原優子

生徒会主催の舞踏会。
舞の存在を敵視する久瀬が見守る会場に
敢えて参加する祐一と舞。
きらめくシャンデリア、着飾った人々。
それらは、今すべて舞のためにあった。
第8話「少女の檻」
脚本:中村誠/平松詩乃 演出:山内重保
作画監督:竹田欣弘 美術監督:窪田忠雄

傷つくこと、傷つけること。
“魔物”は遂に佐祐理までも手にかける。
全てを背負い込もうとする舞の為に
祐一が出来ることは…?
そして最後の戦いの中、祐一は夢を見る。
「…まーだだよ…」
第9話「笑顔の向こう側に」
脚本:横手美智子 演出:小坂春女
作画監督:増田信博 美術監督:さわだえいこ

仲むつまじい姉妹の夢。
栞には大好きな姉がいて、
彼女はそれが自慢だった。
香里には大好きな妹がいて、
…でもその悲しみから逃げ続けていた。
第10話「冬の花火」
脚本:山口亮太 演出:伊藤尚往/広嶋秀樹
作画監督:大河原晴男 美術監督:さわだえいこ

体調を崩した真琴。
心配する祐一・名雪・秋子たち。しかし、
彼女は、病院へ行く事を執拗にこばむ。  
「これ以上、その子に関わらないで下さい」 
美汐の語る、真琴の秘密とは。
第11話「約束」
脚本:中村誠/平松詩乃 演出:角銅博之
作画監督:宮田奈保美 美術監督:田原優子

祐一と出会う日常。
かけがえのない幸せの瞬間。
そんな目の前の現実が全て夢で、
消えてしまうのでは。そんなあゆの苦しみに
祐一は素直な想いを返す。
第12話「夢の跡」
脚本:山口亮太 演出:門田英彦
作画監督:大河内忍 美術監督:窪田忠雄

幼い日の記憶。
来るはずの無い誰かをずっと待つ少女。
大好きな男の子のくれた天使の人形。
どんな望みも叶えてくれる。
少女の願いは、残り1つ。
第13話「風の辿り着く場所」
脚本:山口亮太 演出:伊藤尚往
作画監督:竹田欣弘 美術監督:さわだえいこ/須和田真

…雪の街。
…最後のお願い。砕けた雪うさぎ。
…少女たちの想いの欠片に、祐一は
 応えることができるのか。
…そして季節は、春。


(c)VisualArt's/Key/東映アニメーション