第 12 話 『キス』 2006/08/03
脚本: 吉田玲子  演出:  安藤健  作画:  花井宏和 こひだはじめ  美術: 三木美千代 
    久美子が悪魔だった!?テンコの忠告を全く信じず、翌朝、登校した佐間太郎は、クラスで起こった怪事件が、欠席していた二人の生徒の自殺未遂にまで発展していた事を知る。そして、悪夢に現れた少女が久美子そっくりだったという進一の証言から、テンコの言っていた事が真実だと確信する。テンコの言葉を信じてやれなかった自分を激しく悔やんだ佐間太郎は、同時に、自分にとって一番大切な存在にようやく気付き、久美子に別れを切り出す。そして久美子から語られる数々の真実。自分が悪魔の娘であり、母親の為に人間の魂を奪っていた事。人間の魂を吸収した母親は、次第に若さとパワーを取り戻していったが、久美子は、魂を奪う行為に苦痛を感じていた。そんな久美子に、母親から与えられた最後の使命、それは佐間太郎の魂を奪う事。その為に佐間太郎に近づいたが、次第に久美子は、本当に心惹かれていったのだ。そして、悪魔として生きて行けないと思った久美子は、佐間太郎に助けを求める。だがそこへ、突如フミコが現れ、二人に襲いかかる!
   
   
   

(C) 桑島由一/メディアファクトリー・神様プロジェクト