父親を誘拐したという者の呼び出しを受け、桃栗公園の時計台に向かった稚空は、何者かによって狙撃された上、連れ去られてしまう。警察は緊急配備をかけるが、手がかりが乏しく、犯人発見につながらない。まろんは、最後の望みをフィンの力に託す。その一方、誘拐されたはずの稚空の父:海生が名古屋総合病院に帰って来る。まろんや都たちは、事情を聞きに病院に向かったが、海生は何も憶えていないという。だが、まろんのプティクレアに反応が!?ちょうどその時、稚空を探していたフィンがやって来る。病院から稚空の反応に加え、悪魔の気配も感じるという。全ての手がかりは、海生にあると睨んだまろん。実は海生は、手に入れたばかりの蝶の標本に潜んでいた悪魔に、「美しい心」を奪われていたのだ…!
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