神風怪盗ジャンヌ
第 21 話
1999/07/03放映予定
「都、恋と友情を撃つ!」
脚本
藤本信行
演出
梅澤淳稔
作画監督
菅井嘉浩
美術監督
中西英和

都はいつもの様にジャンヌを追い詰める。 その周りを何故かクラスメイトが取り囲み、誰とはなしに言う。 「ジャンヌってまろんに似てないか?」 必死に否定する都。まろんは、稚空と逃げようとしている。その二人を都は、自分の意思とは関係無く、銃で撃ってしまう・・・! それは、あまりにも不吉な夢であった。そんな夢を見た為か、都はいつもの様に二人に接する事が出来ない。そればかりか、まろんと稚空がふざけあう姿に、複雑な感情を覚える。 そんな時、ジャンヌの予告状の知らせが都のポケベルに届く。二人の事が気になりながらも、ジャンヌ逮捕の執念を燃やし、予告現場に向かう都。そして、いつもの様にジャンヌを追い詰めたその時、夢で見た光景と現実が重なる。そのイメージを振り払うかの様に、都はジャンヌに銃を向ける。

都が向けた銃は、特殊塗料入りの水鉄砲だった。水鉄砲と安心したジャンヌ。だが、その塗料は1度着いてしまうと3日間は洗い落とす事が出来ない。その塗料がチェックメイトの瞬間、ジャンヌの右頬に着いてしまう。 

翌朝、警察は右頬に着いたはずの特殊塗料を、唯一の手がかりに、頬を隠した若い女性を対象に、捜査を開始した。その事は、まろん達のクラスでも話題となった。新聞に載ったジャンヌの写真を見たクラスメイトの一人が、都の見た夢と同様に「ジャンヌとまろんって似ていない?」と言い、瞬く間にクラスに波紋が広がったその時、右頬にバンソウコウを唐チたまろんが登校してきた。ジャンヌが特殊塗料を受けた同じ場所に、バンソウコウを唐チていた為、クラス中の疑惑の目が、まろんに向けられる。まろんとジャンヌが別人である事を証明すべく、ジャンヌ逮捕に執念を燃やしている都は、まろんにかけられた疑いを晴らす為、授業中にも関わらず、まろんにバンソウコウを剥がす事を求める・・・。 

登場キャラクター(声優):日下部まろん/ジャンヌ(桑島法子)東大寺 都(松井菜桜子)名古屋稚空(千葉進歩)フィン(西原久美子)春田刑事(木村雅史)夏田刑事(石塚 堅)秋田刑事(宮田始典)冬田刑事(小栗雄介)女A[野次馬]( 笹島かほる)女B[野次馬](新千恵子)女C[野次馬](浅井晴美)女D[野次馬](木内レイコ)梅雨子[通行人](杉原美和)男生徒A[桃栗学園](岡田貴之)女生徒[桃栗学園](前田梨衣) 

 
 
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