神風怪盗ジャンヌ
第 1 話
1999/02/13放映予定
「怪盗は予告状とともに」
脚本
富田祐弘
演出
梅澤淳稔
作画監督
為我井克美
美術監督
鹿野良行

日下部まろんは、桃栗学園に通う普通の女の子。 だが、彼女こそが世紀末の日本を騒がせる謎の怪盗「ジャンヌ」の正体であった。華麗なテクニックで、次々と美術品を盗み去る彼女を逮捕せんと、警察は様々な策を講じるが、ことごとく失敗。いつもジャンヌにしてやられてばかりであった。その陣頭指揮を取る、東大寺刑事の娘:都は、何とまろんの大親友なのだが、「ジャンヌ」である事には気づいていなかった。

ある日、まろんと都が住むマンションに、一人の美少年が引っ越してくる。彼のルックスにうっとりする2人だが、まろんはからかわれた事で幻滅してしまう。しかしまろん対し、少年は謎めいた笑みを向ける。

帰宅したまろんを出迎えたのは「準天使フィン」だった。天界から神の使いとしてやってきた彼女の目的は、神と人類を滅ぼそうとする悪魔の企みを阻止する事。その為には、神の力を受け継ぐ人間の協力が必要であり、その唯一の適任者がまろんなのであった。中世の聖女「ジャンヌ・ダルク」の生まれ変わりであるまろんは、フィンの力を借りて「怪盗ジャンヌ」に変身!美術品の中に潜んで、神の力の源である人間の「美しい心」を抜き取ってしまう悪魔の手先を封印する為、美術品を盗むのだった。

そのジャンヌの次なる標的を、フィンが見つけ出してきた。この所、人間国宝の画伯の絵画が、何者かによってペンキで汚されるという事件が続発。実はそれは、悪魔の手先に「美しい心」を奪われてしまった画伯自らが引き起こしていたのだ。「美しい心」を奪われてしまった人間は正気でいられなくなり、やがて命を落としてしまう。 悪魔の手先を封印し、画伯を救う為、今宵もジャンヌの戦いが始まる!
登場キャラクター(声優)/日下部まろん(桑島法子)名古屋稚空(千葉進歩)東大寺 都(松井菜桜子)フィン・フィッシュ(西原久美子)春田刑事(木村雅史)夏田刑事(石塚 堅)秋田刑事(宮田始典)冬田刑事(小栗雄介)東大寺氷室(千葉 繁)都の母:東大寺 桜(矢島晶子)女性キャスター(新谷 恵)山川画伯(辻 親八)        

 
 
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