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第 42 話 とまどいのゆりさん!ラブレター見ちゃいました…2010/12/05

脚本:井上美緒  演出:うえだひでひと/広嶋秀樹作画:伊藤智子美術:渡部 葉
植物園でお花たちに水をあげるゆり。つぼみたちは思わずそのしぐさをマネしてしまいます。その理由は、ゆりみたいな大人の女性になりたいからでした。そんなとき、みんなは植物園の外で誰かがいる気配を感じます。でも、外へ出てみても誰もいません。その代わり、草むらに一通の封筒が落ちていました。思わずその封筒を拾ったつぼみたちはそれを見てビックリします。それはその封筒がラブレターだったからでした。はたして誰が誰に送ったものかわかりませんが、思わぬラブレターにつぼみたちはドキドキ。しかし、ゆりだけは興味なさそうに冷静で、晩ご飯を作るためと言って家に帰ってしまうのでした。





つぼみたちも帰ろうとしましたが、草むらで何かを探している男の子を見かけました。えりかがラブレターを見せると、男の子は恥ずかしそうに受け取ります。男の子の名前はハヤト。そのラブレターはゆりに書いたものでした。ハヤトはゆりと同じ団地に住む年下の幼なじみ。お父さんが行方不明になって落ち込んでいたゆりのことを心配していたのですが、最近、明るさを取り戻したことから、その笑顔を守りたいと思うようになったというのです。その気持ちに心打たれたつぼみたちは、ラブレターを読んでしまったお詫びとして、ハヤトがゆりとふたりっきりになれるよう、セッティングすることにしました。
つぼみたちの作戦で広場に呼び出されたゆりは、ハヤトとふたりっきりになりました。その現場を遠くから見守っているつぼみたちは、ふたりの気持ちが盛り上がるよう、ハヤトにいろいろとサインを送ります。でも、ゆりは子供のころを懐かしむ話しかしません。そして、ハヤトを弟のように思っていると言ってしまうのでした。その言葉を聞いて、ショックを受けたハヤトは思わずその場から走り去ってしまいます。弟扱いされて傷ついたハヤトを見たコブラージャは、そのこころの花を奪い去るとデザトリアンに変えてしまいました。そして暴れるデザトリアンを見つけたゆりは、キュアムーンライトに変身します。





キュアブロッサムたちも駆けつけ、4人そろったプリキュアはスーパーシルエットに変身。デザトリアンを浄化してハヤトのこころの花であるさくらんぼを取り返します。残ったコブラージャに迫るプリキュアでしたが、ダークプリキュアが助けに現れ、そのパワーアップした力を見せつけて去っていきました。こうして事件も一件落着。意識を取り戻したハヤトは勇気をふりしぼってゆりにラブレターを渡します。その思いにビックリしたゆりは、どう答えていいかわかりません。でも、ハヤトは自分の思いを伝えただけで満足です。一人前の大人になってからと言うハヤトに、つぼみたちも思わず感動するのでした。

花ことば

さくらんぼ

小さな恋人
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