各話あらすじ

  • 各話あらすじ一覧

第 14 話 涙の母の日!家族の笑顔守ります!!2010/05/09

脚本:成田良美  演出:小川孝治作画:川村敏江美術:渡部 葉
今日のえりかのお弁当は買ってきたパンです。その理由は、母の日が近くてお母さんのお店で忙しかったからでした。でも、パンだけではお腹がすいてしまいます。そこでえりかは、みんなからおかずを分けてもらうことにしました。そのなかでも、ひと際キレイにできていたものが、クラスメイトのななみのお弁当です。それを見たつぼみは、思わずななみのお母さんのことをほめますが、ななみの母さんは亡くなっていたのでした。思わずあやまるつぼみに「笑顔が一番」と、ななみは笑って許します。このお弁当も、ななみが妹に頼まれて、お母さんの代わりに作ったものだったのでした。





妹のるみのお母さん代わりとして、ななみは一緒にお買い物をします。そしてカーネーションが欲しいというるみを連れて、ななみはつぼみのお店へとやって来ました。そこで母の日のプレゼントに悩むつぼみとえりかに、お互いのプレゼントを考えてみればいいとアドバイスするななみ。こうしてカーネーションを買って、家へと帰ったななみとるみでしたが、不意にお母さんのことを考えたるみが泣きだしてしまいます。何とか慰めようとするななみでしたが、るみの気持ちは一向に晴れません。その姿を見て、ななみもだんだんと悲しい気持ちになってしまうのでした…
いつまでも悲しい気持ちが晴れないるみは、ななみに大キライと言ってしまいます。それがショックで、ななみも我慢していた気持ちがあふれてきてしまいました。そこへサソリーナが現れて、心の中のかごに閉じ込めていたななみのこころの花を抜き出して、デザトリアンにしてしまいます。それを見て泣き出するみの声を聞き、つぼみとえりかが駆けつけ、プリキュアに変身しました。ななみが心の奥に閉じ込めていた気持ちを叫ぶデザトリアン。ななみもお母さんがいなくて寂しかったのです。でも、るみのためにお母さん代わりをガンバっていたのでした。






キュアブロッサムの活躍で、ななみのこころの花であるカーネーションは無事に帰ってきます。目覚めるまでの間、ななみは夢の中でお母さんに会いました。「笑顔が一番」この言葉はお母さんの言葉だったのです。そのことをるみに教え、ななみはもとの元気な笑顔を取り戻すのでした。そして翌日。母の日のプレゼントをお母さんに喜んでもらえたつぼみとえりかは、ななみにお礼を言います。代わりにななみは、デザイン画をふたりに見せ、ファッション部に入部しました。大歓迎のつぼみとえりか。さらにるみから、プレゼントとして手作りのカーネーションをもらい、ななみの笑顔はさらに明るくなるのでした。

花ことば

カーネーション

母への愛
ページトップへ