第 9 話
空手でオッス!!プリキュアパワーアップ!?
脚本:高橋ナツコ
演出:鎌谷 悠
作画:河野宏之
美術:斉藤 優
-
珍しく落ち込んでいるめぐみとひめ。その理由は、キュアフォーチュンに助けられたことにありました。このままではいけない、フォーチュンのように強くなりたいと思った二人は、体を鍛えるためにジョギングをすることにしました。しかし張り切り過ぎて少し走っただけでもへとへとになってしまい、マイペースで走ったほうがいいとゆうこに言われます。どうしたら強くなれるのか二人が悩んでいると誠司が現れました。二人から強くなる方法を聞かれた誠司は、自分が通っている氷川流空手道場へとめぐみとひめを連れて行きます。
-
道場には、お祭りのときに占いをしてくれた“いおな”がいました。この道場は祖父が師範代をしていて、いおなも黒帯を占めているほどの実力者だったのです。ほかにもクラスメイトのかずみがいたりと、女の子もいっぱいいました。さっそく誠司に稽古をつけてもらうひめとめぐみ。でも、誠司が教えてくれたのは防御の方法だけ、もっとカッコいい技を教えてくれると思った二人はガッカリします。厳しい修行で二人はすっかり疲れてしまいますが、ゆうこが差し入れてくれたハニーキャンディの美味しさに元気を取り戻しました。
-
かずみの昇段試験の日が来ました。いおなのようになりたいと思っていたかずみですが、オレスキーはその心を利用してサイアークを生み出してしまいます。サイアークを止めようと、プリキュアに変身するめぐみとひめ。チョイアークを一掃して、調子に乗るキュアプリンセスですが、その隙をつかれてキュアラブリーが大ダメージを受けてしまいます。自分の責任だと思ったプリンセスは一人でサイアークに挑みますが歯が立ちません。オレスキーが勝利を確信して笑っていると、どこからか不思議な歌声が聞こえてきました。
-
歌声を聴いてなごやかな気分になるオレスキーたち。そしてプリキュアには不思議と力がみなぎってきます。この歌声の主は新しいプリキュア“キュアハニー”でした。そして、ラブリーとプリンセスは、新しいプリキュアから防御のことを思い出すよう言われます。アドバイス通り、挑んだラブリーとプリンセスはサイアークを圧倒、見事に浄化し、オレスキーは逃げていきました。新しいプリキュア、キュアハニーにお礼を言うラブリーとプリンセス。ハニーはニッコリ微笑みながら帰っていきます。めぐみとひめは、ハニーの歌をとても気に入ったようで、歌いながら思わずごはんが食べたくなるのでした。