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2015/01/11放送

第 47 話

ありがとう誠司!愛から生まれる力!

脚本:成田良美 演出:三塚雅人 作画:赤田信人
美術:田中里緑

  • レッドの支配する赤い星が、ゆっくりと地球に近づいてきました。この赤い星を地球にぶつけて、レッドは愛だけでなく、すべてを終わらせようとしていたのです。それを止めようと赤い星に向かうハピネスチャージプリキュア。でも、その前には憎しみの結晶によりレッドに操られてしまった誠司が立ちふさがります。もちろん、ハピネスチャージプリキュアのもうひとつの目的は、レッドに操られた誠司を元に戻すことでした。無表情で愛を否定する誠司を元に戻すため、ハピネスチャージプリキュアは全力で誠司に挑みます。

  • 操られた誠司の力はプリキュアのイノセントフォームと互角以上です。そこでチームプレイで誠司をかく乱するキュアプリンセス、キュアハニー、キュアフォーチュンの3人。しかし、ことごとく技は跳ね返されてしまいます。でも、それはプリキュアたちの作戦でした。3人が時間を稼いでいる間に、力を溜めていたキュアラブリーが渾身の一撃を憎しみの結晶に放ちます。作戦は成功するかに思えましたが、後一歩のところで失敗してしまいました。力を使い果たし、ラブリーはイノセントフォームから元の姿に戻ってしまいます。

  • 自分の勝利を確信してラブリーの前に現れたレッド。愛は一瞬の幻と笑うレッドですが、ラブリーはまだ諦めていなかったのです。憎しみの結晶を壊すのではなく、憎しみの心も誠司の心の一部として受け入れるというラブリー。激しい攻防の中、ラブリーはやさしく誠司に語りかけます。小さい頃から二人でいることが当たり前だったけど、いなくなって初めて誠司の存在の大きさに気づいたこと。そんな当たり前の日常が愛だったということ。そんなラブリーの語りかけに、閉ざされてしまったはずの誠司の心がようやく開かれます。

  • 憎しみの結晶の中から誠司の本当の想いがめぐみに語りかけます。ようやく本当に心を通い合わせることができためぐみと誠司。イノセントフォームの歌声により、憎しみの結晶は愛を受け入れて赤から青へと色を変えました。ようやく誠司は元に戻ります。そして、憎しみの結晶が愛を受け入れたことにレッドはショックを受けます。ブルーは愛の大切さをレッドに訴えました。でも、レッドは愛は一瞬、憎しみを生むだけだと考えを改めません。そんなレッドに愛する人がいたのでは?とたずねるラブリー。レッドはそれを否定すると、今度は自らがプリキュアの相手をすると言うのでした。

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