ひめの朝はいつもドタバタしています。それはリボンに起こされても、なかなか起きることができないからでした。そんなひめの様子を笑いながら、毎朝迎えに来てくれるめぐみたち。当たり前の日常だけど、幸せの予感がする一日の始まりです。そのころ幻影帝国では、世界各地のプリキュアの活躍で負け続きになったことをクイーンミラージュが怒っていました。こうなったら自らがプリキュアと戦うと言うミラージュをなだめ、ディープミラーはオレスキーたち三幹部に、最後のチャンスを与えることを提案します。

学校では、デートのコーデを考えたり、勉強したり、美味しいご飯を作ったりと楽しく過ごすめぐみたち。そのため、ひめにとって学校に行かない休みの日は楽しくありません。それは友だちと楽しく過ごすことができないからでした。最初の頃は友だちが作れず困っていたひめでしたが、めぐみたちのおかげでこんなにも変わることができたのです。そんなとき、めぐみ、ゆうこ、いおながひめを訪ねてきました。休みの日もみんなと一緒で大喜びのひめ。そしてみんなは、お弁当を持ってピクニックに行くことにしました。

ピクニックを楽しむめぐみたち。大好きな人たちと大切な時間を過ごす、そんな当たり前の日常が幸せなんだと感じていました。でも、いきなりぴかりが丘の街にサイアークの大軍団が現れます。それはミラージュから最後のチャンスを与えられたナマケルダ、ホッシーワ、オレスキーが協力して生み出したものでした。みんなの幸せを守るため、めぐみたちはプリキュアに変身して、このサイアークの大軍団に挑みます。次々に押し寄せるサイアークたちですが、今のプリキュアの力はそれ以上、三幹部は次第に追い詰められました。

もう負けることは許されない。そう思った三幹部はサイアークを合体させました。でも、プリキュアはイノセントフォームに変身し、その歌声ですべてのサイアークを浄化します。浄化されそうになって、あわてて逃げ出す三幹部。こうしてぴかりが丘の街はふたたび幸せに包まれます。めぐみたちはあらためて幸せをかみしめるのでした。そのころ幻影帝国では、三幹部の失敗に怒ったミラージュが、ついに自らがプリキュアを倒すことを決意します。その姿を見て不敵な笑みを浮かべるディープミラー。はたしてディープミラーは何を考えているのでしょうか？