明日はめぐみの誕生日。ひめたちは大使館で開くめぐみの誕生日パーティの準備に大忙し。しかも、外国で仕事をしていたお父さんも久しぶりに帰ってきて、めぐみはお喜びです。でも、今まで心配していたお母さんの病気が普通にしていれば大丈夫だと知って、めぐみはショックを受けてしまいます。それは、今までガンバってお母さんを助けていたことが、すべて無駄だったかもしれないと思ったからでした。何もしなくてもお母さんが幸せなら自分はどうしたらいいのか？めぐみは自分のしてきたことに疑問を感じてしまうのでした。

ひめのコーデでドレスアップするめぐみ。いよいよ誕生日パーティの始まりです。めぐみの誕生日をお祝いするため、大使館には人がいっぱい集まりました。でも、前日のことでまだ落ち込んでいるめぐみ。そんなめぐみに気づいた誠司は、めぐみのことを励ましました。さらにブルーも、めぐみを元気づけようとクロスミラールームに招待します。そのころ幻影帝国では、誰も自分の誕生日を祝ってくれないと不満をぶつけているオレスキーに、ディープミラーがめぐみの誕生日パーティのことを教え、襲うようそそのかしていました。

めぐみの悩みを聞いたブルーは、悩むことで人は成長していくということをめぐみに教えました。その言葉を聞いて、いつもの明るさを取り戻すめぐみ。でも、いきなり現れたオレスキーは会場に来ていた人たちを鏡の中に閉じ込めてサイアークを生み出すと、パーティをメチャクチャにしようとします。それを止めさせようとするプリキュアたち。でも、オレスキーの誕生日のことを知ったキュアラブリーは、一緒に誕生日パーティをしようと言いました。それはみんなに幸せになってほしいというラブリーの心からの気持ちです。

ラブリーが信用できずにサイアークを暴れさせるオレスキー。でも、それでもみんなに幸せになってほしいと思うイノセントな思いが、ラブリーをイノセントフォームへと変えました。ラブリーの『ラブリー・パワフルキッス』で動きを止め、浄化されるサイアーク。あらためて一緒に誕生日パーティをしようとラブリーは言いますが、オレスキーは帰ってしまいます。こうして誕生日パーティは再開され、めぐみはイノセントフォームになれたことをブルーに感謝しました。それを見て複雑な思いになる誠司。そのころ幻影帝国では、めぐみとブルーを見ていたクイーンミラージュが不敵な笑みを浮かべていました。