ゆうこにハニーキャンディの作り方を教えてもらうめぐみたち。最後の仕上げとして、みんなで愛を一緒に込めました。今日のめぐみたちは、ゆうこの家で経営しているお弁当屋さん『おおもりご飯』のお手伝いです。ゆうこのお手伝いとしてお弁当を運ぶめぐみたち。漫画家さんやモデルさんなど、みんなおおもりご飯のファンで、お弁当はもちろん、ハニーキャンディももらって大喜びです。みんなが美味しく食べてくれた後のお弁当箱はいつもからっぽで、その降ったときの音をゆうこは『ごちそうさまの音』と呼んでいました。

大きなお屋敷に配達に来たゆうこたち。ここにはおばあさんが、ペットのオウムと住んでいました。お弁当を渡すゆうこですが、おばあさんは今までのお客さんのように喜ばず、文句ばかり言ってきます。思わずムッとするひめですが、ゆうこはニッコリと笑って受け流しました。それは回収したおばあさんのお弁当箱からごちそうさまの音が聞こえたからです。口では文句を言っても、おばあさんもおおもりご飯のファンでした。ぴかりが丘の街を幸せにするおおもりご飯。それに気づいたホッシーワは、その邪魔をしようとします。

今日もおおもりご飯のお弁当を注文したおばあさん。待ちきれずに家の外へと出てみると、そこにはホッシーワが待ち伏せしていました。おばあさんとオウムを鏡の中に閉じ込めて、ホッシーワはサイアークを生み出します。配達に来ていたゆうこたちはプリキュアに変身、おばあさんを救うためサイアークに挑みました。でも、サイアークの空からの攻撃に大苦戦、ピンチになってしまいますが、キュアハニーの歌で元気を取り戻します。お菓子があればご飯はいらないと言うホッシーワに、ハニーはどちらも大切な食べ物だと言いました。

そして、ハニーはイノセントフォームへと姿を変えました。新しいハニーの技『プリキュア・ハニーテンプテーション』がサイアークの動きを止め、浄化しておばあさんとオウムを救い出します。ようやくおばあさんにお弁当を渡すゆうこ。相変わらず文句ばかりのおばあさんですが、オウムがしゃべった言葉から、本当のおばあさんの気持ちがわかります。ずっと待っていてくれたおばあさんに、ゆうこはお店にも来るよう言いました。ハニーキャンディももらえることを知って、おばあさんはお店に来て、みんなで一緒にご飯を食べます。みんなでご飯を美味しく食べること、それがゆうこの幸せでした。