第 34 話
ひめ大活躍!?盛り上げよう!はじめての文化祭
脚本:大場小ゆり
演出:大庭秀昭
作画:松井 誠/上野卓志/森 悦史
美術:飯野敏典
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明日はぴかりが丘学園の文化祭の日、みんな準備に大忙しだけど、とても楽しそうです。でも、ゆうこのお手伝いが終わってしまったひめはやることがありません。そこでめぐみや誠司たちと一緒にゲート作りをお手伝いしますが、どうやら力仕事はひめには向かないみたいです。仕方なく教室に戻ってきたひめですが、みんながいなかったので隣のクラスのいおなにお手伝いすることがないか聞きに行きました。手伝ってもらうことがなかったいおなは、試しにひめを占ってみることにします。すると今日のひめの運勢は大吉でした。
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あてもなく学校の中を歩いていたひめですが、ポスター貼りを手伝ってほしいと男の子に声をかけられます。こころよくポスター貼りを引き受けるひめ。ポスター貼りを手伝って学校中を周っているうちにひめは、だんだんと文化祭が楽しく思えてきました。実は男の子は生徒会長で、ひめに文化祭の面白さを見せるため、一緒にポスター貼りをして学校中を周っていたのです。文化祭の面白さに気づいたひめは、今度はゲートのコーディネイトをお手伝いしました。そして、ひめのセンスで見違えるようにゲートはきれいになります。
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いよいよ待ちに待っていた文化祭当日です。めぐみたちのクラスは、ゆうこがコックを務めるレストランをやっていました。でも、あまり人が来ないので、ひめは宣伝のためチラシ配りに出かけます。ひめがチラシ配りをしていると、生徒会長がやって来てゲートのことを褒めてくれました。しかし、そこへ文化祭をメチャクチャにしようとナマケルダが現れ、生徒会長を鏡の中に閉じ込めてサイアークを生み出してしまいます。文化祭を守るため、ひめはキュアプリンセスに変身しました。たった一人でサイアークに挑むプリンセス。
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やがて、ほかのプリキュアも駆けつけましたが、サイアークはゲート目がけて突進してきました。みんなで作ったゲートを守ろうと、一人でサイアークを止めるプリンセス。そのイノセントな思いがプリンセスをイノセントフォームへと変えました。イノセントフォームになったプリンセスの『プリンセス・ウィンディウィンク』がサイアークの動きを止め、浄化されて生徒会長も無事に救出されます。こうして文化祭は無事に再開されました。めぐみたちが教室に戻ると、レストランはお客さんでいっぱいです。みんな忙しいけれど楽しい文化祭。ひめはあらてめて、みんなで楽しい気持ちになれて幸せだと感じました。