今日はみんなで夏休みの宿題を終わらせるため、大使館に集まって勉強会です。でも、ひめはドキドキが止まらなくて勉強どころではありません。合宿のときから、誠司を見るとひめは何故かこうなってしまうのです。これはもしかしたら恋？　このことをゆうこ、いおな、リボンに相談するひめ。試しにいおながひめと誠司を占ってみたら相性はバッチリ。この恋は叶うかもしれないと言われ、ひめのドキドキは大きくなる一方です。しかし、誠司はめぐみのことが好きなので、三角関係になってしまうとひめは心配で仕方ありません。

試しにめぐみに恋の話をするゆうこ。少しソワソワするところを見ると、めぐみも誰か気になる人がいるみたいです。その相手は、ゆうこの見立てによるとブルーのようでした。おどろきのあまりひめは、誠司とブルーがめぐみをめぐって決闘する場面を思い浮かべてしまいます。そのころ、みんなのためにお茶を入れていた誠司とブルー。でも、意を決して誠司は、ブルーにめぐみのことを聞くのでした。そして、誠司とブルーがいつの間にか大使館にいないと知ったひめは、本当に二人が決闘するのではないか？と心配になります。

誠司とブルーが心配で大使館を飛び出すひめ。そのころ、誠司とブルーは二人だけで話しあうため、大使館の外にいました。ブルーにめぐみのことをどう思っているかたずねる誠司。その後、めぐみのことを大切に思うあまり、頭に血が上っていると感じた誠司は、一人で河原に向かいます。そんな誠司の前に現れたナマケルダ。その場に駆けつけたひめの前で、ナマケルダは誠司を鏡の中に閉じ込めてサイアークを生み出してしまいます。誠司を助けようと、ひめはキュアプリンセスに変身、ほかのプリキュアたちも駆けつけました。

大切に思う誠司を取り戻すためガンバるキュアラブリー。その姿を見て、プリンセスもガンバります。そして、ラブリーとプリンセスの合体技がサイアークに決まって、誠司は無事に救出されました。大使館への帰り道、仲良く話すめぐみと誠司を見ていたひめは、やっぱり二人がお似合いだと感じます。でも、そうすると自分は失恋してしまう。そんな風に思ったひめに、ゆうこはもう一度、誠司のことを思って胸に手を当ててみるよう言いました。すると、胸のドキドキはもう起きません。どうやら、今まで誠司に恋をしたと思い込んでいただけのようです。こうして、ひめの恋の悩みは終わったのでした。