ゆうこの家、おおもりご飯で知り合った二人が結婚することになりました。しかも場所はおおもりご飯のオープンカフェです。ゆうこたち大森一家は喜んでもらおうと大ハリキリ。それを聞いためぐみたちも協力することになりました。さっそくクラスメイトたちで楽しい結婚式にしようと考えていた時、ひめが『サムシングフォー』という言葉を思い出しました。サムシングフォーとは、古いもの、新しいもの、青いもの、借りたもの、その4つを花嫁さんが身に着けて結婚式に出ると、幸せが永遠のものになると言う言い伝えです。

古いものはれいの家のアンティークショップからティアラ、新しいものはえれなの家の雑貨屋からベール、青いものはひめがブーケを作ることになりました。残りの借りたものを何にするかを花嫁の幸代に聞くめぐみたち。すると幸代は親友のまりあから借りたいと考えていたのですが、まりあは行方不明だと言うのです。でも、ひめはそれならばまりあの妹のいおなから借りることを思いつきました。偶然、通りがかったいおなにお願いするひめ。いおなは複雑な顔になりながらも貸すことを約束、サムシングフォーはそろいました。

ついに結婚式の日になりました。めぐみとひめもドレスアップして会場に向かいます。そして、みんなが持ち寄ったサムシングフォーを身に着け、幸代と大輔の結婚式が始まりました。結婚式は無事に進行、ついにブーケトスの瞬間がやって来ます。でも、そこへホッシーワが現れてブーケを奪うと、幸代と大輔を鏡に閉じ込めてサイアークを生み出してしまいました。誠司がみんなを逃がしている間にめぐみたちはプリキュアに変身、サイアークに挑みます。さらに、どこからともなく、キュアフォーチュンが助けにやって来ました。

家族が増えたら独り占めできなくなることを教えると言うホッシーワ。そんな勝手な理屈で幸代と大輔の幸せを奪うなんて絶対に許せない。二人の結婚式を守ろうと、プリキュアたちはガンバります。キュアプリンセスはマカダミアフラダンスにフォームチェンジして隙を作り、キュアハニーが決め技でサイアークを浄化、鏡の中に閉じ込められた二人を無事に助け出しました。こうして幻影帝国も逃げていき、結婚式は無事に再開、みんなはあらためて結婚した二人をお祝いします。そして幸代と大輔の幸せな姿は、お祝いをするみんなも幸せな気持ちにするのでした。