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情熱大陸日誌
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第25回「総集編は甘くない!」


どーも、三条です。

第30話「二代目は13歳! 総力戦だぜキャプテン・ルル!!」、御覧になっていただきましたか?
先週書いた「ちょっとしたおまけ」というのは単に名場面集の事だったのですが(笑)。

この回は決戦を前に今までの話の流れをまとめて、新規層にアピールしようという目的の下に作られたので、決してスケジュール難を解決しようという回では無いのです。
いや、ホントですって。
全編総集編ならば若干のスケジュール回復になるのでしょうが、なにしろこの回はキャプテン・ルルの誕生、スペリオルスティンガー登場などイベントも盛り沢山なので、全然楽な回では無いのです。

というか、むしろ大変でした。
この手の名場面集回はテレビを見ていてもわりと良くあるので甘く考えていたのですが、普通のシナリオと頭の使い方が違うようでかなり四苦八苦しました。
必死で何度もビデオ見返したりして、シーンを選んだりするのに思わぬ労力を使ってしまって。

これに関してはこの回を担当した細田監督も
「いやー、結構大変だよ。難しいよぉ、総集編。」
と、おっしゃっていたので、やはり大変なのでしょう。


この回新登場の強化スティンガー「スペリオル」は、旧作のボーグアイに相当する存在として考えた大空魔竜の強化装備です。
敵がミラクルドリルとジャイアントカッターなので、こちらの魔竜にも新兵器を一つ、という事ですね。
最初はボーグアイと同じく新造パーツ系でいろいろ考えていたのですが、スティンガーをそのまま頭部につけた方が格好いいし、今まで番組を見てきた人たちも感情移入できるような気がしてきました。
ピュリアの役割も増えるし、スカイガイキングも強くなるな、と思って現在のシステムに決めたのです。

ついでにこの回では「超合金発売記念!」とゆー感じで、ガイキングの手持ち武器を久々に活躍させてみました。斧を投げ付ける技も、シールドを投げつける技も両方神谷明さん演じた別のスーパーロボットの必殺技ですがw、せっかく武器としてあるのだから一回やってみたかったんですよね。
もっともアレと違って戻って来ませんけど。パンチャーグラインドとおんなじですな。


それでは、また来週! いよいよ、総力決戦の31話!

作画的にも13話以来のすさまじい事が起こる………らしいですよ!

(2006/07/25 三条陸)

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スペリオルスティンガーのこと


スティンガーの強化改造型です。

大空魔竜と合体して、大空魔竜の頭部となります。
最大の特徴は、キラーバイトが装備された所です。

デザイン的には、スティンガーをどのように頭部にするか悩みましたが、
なるべく元のままのデザインを崩さずにキラーバイトをつける方向でまとめました。
わりとそのまんまです。
まともに描くと飛行機に見えないのですが、その辺は作画のウソで
うまい事描いてもらってます(笑)


いよいよ来週はアレが出てきますね。
見逃すな!!

(2006/07/25 大塚健)
 
スペリオルスティンガーのこと
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第24回「大地+天空=大空」


どーも、三条です。

ニ大魔竜が出そろっていよいよ本編も佳境に突入してきました。

このニ大魔竜、一番最初に製作した企画書の段階から書かれていた設定です。
今、画面で活き活きと大暴れしている姿を見るとなかなか感慨深いものがあります。

当初より新作を海洋冒険物風にしたいと思っていたのですが、やはり「大空魔竜」はその名の通り「おおぞら」の魔竜に聞こえます。
旧作では御前崎の海底から発進し、オープニングも毎回水中から出てくるカットで始まるので、大空魔竜自体に水のイメージが薄いわけではないのですが、名前としては多少気になります。

なにか命名の由来とかでフォローできないか、と考えていて思いついたのが「大地と天空を合わせて大空」という設定でした。
そこでプロトタイプとして空戦型の天空魔竜と陸戦型の大地魔竜が元々あり、この両者の長所を合わせ海戦性能をプラスした万能型が大空魔竜だった、というバックボーンが生まれたのです。

13話で大空魔竜が飛行不能になり、キャタピラ走行で陸戦をするという展開も、後々のこの設定が出た時の前ふりのようなつもりで入れたシチュエーションでした。
ああそういえば陸戦もしてたっけなあ、と後から思ってもらいたくて。

もう一点、武装の問題もありました。
やはりジャイアントカッターとミラクルドリルは
いくらなんでもでかすぎるだろ、とw
これが大空魔竜の腹の中から出てくるのは、今日び「スーパーロボット物だから」じゃ済まされない気がしたので、だったら敵側に持たせようという発想になったのです。
大地魔竜は丁度陸戦型だからミラクルドリルがぴったり。
空戦型の天空魔竜は翼があるだろうから、ジャイアントカッターを腹部につけっぱなしでも決まるのではないか、という事で現在の武器配置になりました。
最初からこの二つの武器をデザイン上の外観に取り入れてあるのが、二大魔竜の前提条件だったわけです。
大空魔竜とガイキングが正統派のバランス型に見えるように、大塚さんが奇抜でカッコイイデザインに仕上げてくれました。特に大地魔竜のユニコーンっぽいフォルムには「おおっ」となりましたね。

もちろん設定上、全魔竜は共通システムなので26話でやったように敵の武器を奪ったりもできます。
今後もここらへんがバトルに活かされる展開を考えているので、お楽しみに。

次回、第30話はぼくの担当回です。
いよいよ二大魔竜と正面対決!
ルル、ついに復活か?!
などなどのストーリー的なトピックに加え、正義側の新戦法も炸裂!
さらにちょっとしたおまけもありますぞ。

それでは、また来週!

(2006/07/18 三条陸)

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コクピットのこと


さて今回は、ガイキングとダリウス巨人、そしてスティンガーなどの
サポートメカのコクピットの設定です。

劇中ではあまり全体が映る事も少ないので、載せてみました。

ガイキングやダリウス巨人のコクピットはパイロット版のままです。
パイロット版では椅子のまわりは、ラインが黒くて、他の部分が作画の炎でした。
その時は凄く大変だったので、本編では逆にラインを炎にして他を黒くしました。
フェイスオープン時に炎部分が逆転するのは、パイロット版のなごりですね。
ちなみにデザイン的には、カヌーのイメージです。

スティンガーのコクピットは、描く時楽にするため、
線を少なくするように気をつかいましたが、かえって描き辛いようです。
これまた反省。曲線は難しいのかなぁ・・・



ところで話は変わりますが、OPが変わりましたね! コレこそ、真OPです!
本当は初めから大張さんにお願いする予定だったのです。
が、あまりにも準備期間がなかったため、その時用意できる素材を加工して
前のOPを作ったのでした。
アレはアレで良い感じだったのですが、やはりちゃんとした物も作ろうと言う事で、
今回のが出来たわけです。
おかげで、ディックやプロイスト、ライキングやバルキングらも登場して、
かなり豪華なOPになったと思います。

豪華と言えば、作画マニアなら言わなくても分かると思いますが、
超スペシャルゲストも参加していて、現場のテンションもうなぎ登りって感じです!

このテンションで最後まで頑張るっス!

(2006/07/18 大塚健)
 
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第23回「燃えるぜ!ロボ唄」


どーも、三条です。

この間、コロムビアさんと東映ビデオさん主催のミニイベント「東映スーパーロボットまつり」に行ってきました。
なんと、ささきいさおさんとサイキックラバーのお二人の「新旧ガイキング歌合戦」が行われるという超絶なコンセプト!
見ないで死ねるか!
という感じで秋葉原の石丸電気へゴーです。

櫻田さんたちと会場で合流し、ばっちりと堪能してきましたよ。
いやー、燃えました。長生きはするものです。
水木一郎さんの「コンバトラーV」も合わせて、各作品それぞれのオープニング・エンディング計6曲が熱唱されました。

そして、トリはささきさんが「レコーディングも含めて2回ぐらいしか歌った事がない」とおっしゃるほどのレア曲「星空のガイキング」!!
もうね……心の底にしみましたね、これは。

もちろん我らが「ガイキングLOD」も盛り上がりでは負けておりませんでした。
あらためてこのオープニングが近年珍しい燃え唄である事を再確認です。
「LOD」の新エンディング「Oh! my god」も早速披露されており、ぼくも初めてフルバージョンを聞く事ができました。サイラバの生唄で聞けて嬉しかったッスよー。

この「Oh! my god」、7月19日に発売されますので、みなさんご購入のほどを是非是非よろしくお願いします。
しかも! このCDのカップリング曲は近日登場のガイキング最強形態の挿入歌なのです。
歌うのはあの串田アキラさん!
これに関してはレコーディングを見学する事ができたので、すでにぼくは拝聴しているのですが、まさに「正調・燃えるロボ唄」です!
とにかく強そうな歌詞とメロディに、串田さんのワイルドな熱唱が合わさって、血が沸く事この上ない逸品になってます。本編でかかるのが今から楽しみです。

パッケージイラストはこれ!▼ 店頭で見かけたらチェックね………って…

023r

こ! この絵柄は………!?
まさか……伝説の…あの…?!!

(2006/07/11 三条陸)

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ライキングのこと


ガイキングに対して圧倒的なスピードを見せ付ける同型機と言う事で、
スピードが出そうな軽量級の巨人として考えました。
レンテスの流れのデザインですね。

上半身はボリュームを出して強そうに見せてます。
両肩のファンはドライヤーをヒントにしています(笑)

スピード的にスカイガイキングを上回り、フェイスオープンと互角のスピードが出ます。

しかも機体の時間制限は無いので、勝ち目がなさそうに見えます。
ダイヤたちはどのように立ち向かうのでしょうか。

ちなみに、ライキングとバルキングはフェイスオープンしません。
元からパワー全開なのですね。
そのため乗り手がいなかったので、パワーをセーブした
ガイキングが開発されたのでした。
スピードや、攻撃力を補うためにスティンガーやサーペントが
サポートメカとして存在するのですね。

カニタンクは・・・何のために・・・  むむ。


今回は、28話の原画からの一枚です。
枠は原画にはないのですが、どこまで画面に出るのか
分かりやすくするために付けました。
緑色の所は黒く塗りつぶす所です。
結構ラフに見えますが、コレを一枚描くのに20分ぐらいかかります。
大変な作業です。

でも楽しくて仕方ありません(^^)


ではこのへんで。

(2006/07/11 大塚健)
 
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第22回「どうなる?! 黒いルル」


どーも、三条です。

今週も放映はお休みでした。
飛び石なのは残念ですが、 にもかかわらず26・27話ともに視聴率も好調だったようで、注目して下さってるみなさんにはホントに感謝です。
ここから物語はほぼノンストップ状態ですので、よろしくっ!

さて、前回お気付きでしょうが、名物の人気コーナー「ガイキング占い」が27話からしばらくは「プロイストの中身は誰だろなークイズ」(凄っ!)になってます。
これはもちろん内容面で本編のルルに気を使ってのスペシャル編です。
そりゃあいくらおまけコーナーとはいえ、さっき「人殺し! 私とお母さんをだましたのね!」とか言って実の父親を刺しちゃったルルが、
「みんなー、今日のガイキング面白かったよね!」
とは言えないっスよねー(笑)。

このようにガイキング占いは本編とは全く違ったポジションのようでいて、たまにすっごく濃く本編とネタがリンクしているという、非常に見のがせないコーナーです。
もうぼくも毎週、佐藤元さんやスタッフのみなさんが何をしてくるかが楽しみでなりません。
お父さんの船がパンチャーグラインドで撃沈した回とか、「タイマー録画に失敗しちゃうかも」の回とかはTVの前で爆笑したなあ……。
ルルの「みんなは放送をちゃんと見ようね!」の後の田中真弓さんの「ガンバロ…」というつらそうな声が非常にツボにハマッてしまい、その週は仕事で何かある度にこれを連呼してましたよ。

この「ガイキング占い」でルルが「面白かったよね!」と言わなかった回があったのをみなさんは覚えてますか? 
実は4、5、6話ではいきなり「さあ、ガイキング占いの時間よ!」という出だしになっていたんですね。
これは数回放映したからそろそろいきなり占いに入ってもいいだろうという事で取ってみたらしいのです。
でも、このバージョンだとスタッフ一同なんかしっくりこない。
「やっぱりあの『今日のガイキング面白かったよね!』とのっけから強制してくるところに、ルルのインパクトがあったような気がする!」
という話になって、7話からは再び元に戻したのでした。

思えばもともとわりと神秘系でおとなしいイメージからスタートしたルルのキャラが弾けてきたのも、このガイキング占いのおかげかもしれませんね。
以前、ライター陣で飲みに行った時に、
「やっぱルルを腹黒くしたのは長谷川さんだよね。14話からルルは黒くなった。」
とみんなから言われた長谷川さんが弁明するには、
「いや、あれはもともとガイキング占いがきっかけだったの!
一度、占いのルルが『犬も私に気があるのかしら』って言って、ビックリして。
今コイツたしかに『も』って言ったぞ、って!
どういう性格してるんだ、ルル?! って思ったんだよね!」

やっぱりガイキング占いは本編への影響もでかかったのです!
もはやただのおまけの域を越えつつあるこのコーナー、今後ともますます目が離せませんぞ!!


さてさて、次回はいよいよルル暗黒化の後編です。
第28話 「罪と罰と呪いの子! 愛憎の天空魔竜!!」
罪と罰と呪いの子! わははっ、いやーサブタイも凄げぇ!!
最近何かがとりついてますな、スタッフ一同。

果たして物語の結末は……?!
そして、ルルが無事に占いに復帰できる日は来るのか?!
乞う御期待っ!!

ではまた来週!

(2006/07/04 三条陸)

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ドクロマークのこと


本編中であちこちに登場するドクロマークは、大空魔竜のチームのマークです。
おそらく魔竜計画の時に出来たのでしょう。

ちなみにこのデザインは、シールドのラフデザインに描いてあったのですが、
大張さんが合体DNの時に、決めポーズの後ろにコレを使ってくれたので、
よし!コレを大空魔竜の基本マークにしよう!と、監督と相談して決めました。
なのでこの設定は大張さんの合体DNのレイアウトをトレスして作ってます(^^)

ちなみに今回のイラストは、その設定に色を塗ってます。

さぁ、本編のどこに出てくるのか探してみよう!

(2006/07/04 大塚健)
 
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