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第 36 話 『 再会・裏切りの父!こんなに愛してるのにぃぃッ!! 』 2006/09/03


脚本 古怒田健志  演出 中島豊  作画監督 椛島洋介(メカニック) 今木宏明(キャラクター)  美術監督 中村光毅 
ルルは大地魔竜から転送された父のデータをヴェスターヌに分析してもらっていた。 その結果、ダイヤのお父さんが所属しているのは、ダリウス大帝直属の科学班であることが分かった。苦悩するダイヤの姿を見て、相談できないルル。そんなときに、ダリウス大帝から、通信が入る。 「ダリウスの民をいたずらに殺すプロイストの行動は私の本意ではない」というダリウス。一時停戦し、協力してプロイストを止め、ダリウスコアの奪還に力を貸してくれれば、地上侵攻を中止し、宇宙への移住を考えてもよいというダリウス。 ダリウスの思わぬ申し出に、賛否両論が飛び交う。「先代の大帝までは、宇宙への移住が基本政策だった。地上侵攻を言い出したのは他でもない、現ダリウス大帝だ。その言葉を鵜呑みにしてはいけない」というヴェスターヌ。ノーザも「俺もヴェスターヌに賛成だ。やつらは一心同体、裏切りは考えられねえ」という。 元ダリウス四将軍である二人の言葉には説得力があった。黙っているダイヤにつっかかるピュリアをみて、ルルは言う。 「大帝は会談の場にダイヤ君の父親を連れてくるといっています。」 そして、キャプテンであるルルの決断にゆだねられることになった。 ルルはディックに苦しい胸の内を伝える。ディックに励まされ、ダリウスとの会談を決断するルル。会談の場所はカジアーツ氷原。カジアーツ氷原に向かう三大魔竜。丘の上に一人孤独に立つダリウス大帝。しかし、その巨大なシルエットの肩に一人の人影があった。 その影が、大空魔竜のデッキに降り立ち自分は第17代ダリウス大帝だと名乗る。 会談が始まり、地中から、巨大な腕が突き出す! それが大地を掴むと、地面を割るようにして、信じられない大きさのボディが大地の下から現れる。それまでダリウス大帝の全身だと思われていたものは、巨大なロボットの頭部だったのだ!ダリウスが話を始め、ダイヤの父親が姿をあらわす。 その刹那、攻撃があり、花びらが辺りを包む! その会談場に忽然と現れるプロイスト。シクシクと泣いている。動揺するダリウス。 ……お前のためを思ってしたことなのだといってもプロイストは聞き入れない。 燃え上がるプロイストの炎が辺りを包み、ダリウス大帝をも貫く。倒れるダリウス大帝。駆け寄るプロイストが、揺するが反応はない。逆上したプロイストが新四将軍に命じ、大空魔竜を急襲する。そして、戦いの最中、ダイヤの父親がプロイストにさらわれてしまった!
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