おなかをすかしているシフォンに、ラブはいつものようにキュアビタンをあげました。でも、シフォンのご機嫌が直りません。それはリンクルンで出したほ乳ビンに、キュアビタンが入っていなかったからです。その原因は、キュアビタンのもとがなくなったせいでした。そこで、タルトはキュアビタンを取り寄せようとしますが、その連絡先を書いたメモがありません。それは、メモを間違ってラブが捨ててしまったからでした。このままではシフォンの食べるものがありません。そこでラブは、シフォンのために代わりのご飯を用意するのでしたが… |
ミルクやホットケーキなど、ラブはシフォンのために、いろいろな料理を作りました。でも、どんな料理を作ってもシフォンは食べようとはしません。この世界の食べ物は、シフォンの口には合わないようなのです。そこでみんなは、キュアビタンの材料を探すことにしました。その材料とは『虹色のたまご』『空から降った乙女の涙』『竜巻のかけら』『走るペガサスのしっぽ』『天使が落とした幸福のリング』。それらを、オテガル~ンクックカップに入れればいいのですが、とても普通では手に入るものではありません。タルトの話では、似たようなものでもいいということなのですが… |
虹を作って、そこへたまごをかざした『虹色のたまご』。屋上からラブの涙を落した『空から降った乙女の涙』。羽を頭につけた美希のポニーテールで『走るペガサスのしっぽ』。体をグルグル回して作った『竜巻のかけら』など、材料をゲットするラブたちでしたが、どうしても最後の『天使が落とした幸福のリング』だけが見つかりません。でも、カオルちゃんのドーナツがみんなを幸せにしていることから、このドーナツが幸福のリングだということがわかります。さらに、子供のころ天使と言われていたカオルちゃんが、ドーナツを落としました。これこそが『天使が落とした幸福のリング』だったのです。 |
ついに材料がそろったと思ったら、ナケワメーケが現れて、ジャマをします。ラブたちはプリキュアに変身しますが、秘かにパワーアップしたナケワメーケは強敵でした。でも、苦戦するプリキュアを助けようとしたシフォンとキュアピーチの間に新たな絆が生まれます。それに反応して現れたピックルンの力で、新たなアイテムであるキュアスティック・ピーチロッドをピーチは手に入れました。その力を使った新しい決め技「プリキュア・ラブサンシャイン・フレッシュ」で、ナケワメーケももとの姿に戻ります。こうして、少しだけ成長したシフォンは、ほかのものも食べられるようになるのでした。 |