第 31 話 『 マジ家出? ポルンはいったいどこー!? 』 2004/09/12
脚本  清水 東 演出  山吉康夫 作画監督  爲我井克美 美術監督  行 信三/いでともこ
石の番人とホーピッシュを奪ったものの、7つの石のパワーが失われていたことでベルゼイたちは苛立っていた。先にジャアクキングを復活させようかとも考えるが、ジュナの提案でまずはプリキュアたちに力ずくで聞き出そうとする。一方、ベルゼイたちの圧倒的な強さに脅威を感じていたなぎさは、同時にポルンが見せた謎のパワーの正体、そして連れ去られた石の番人を案じて気を滅入らせていた。しかも最近のポルンははしゃいだり、イタズラばかりで悩み事だけが募っていく。
最近のポルンはどうも変。なぎさの部屋に取り残されることもあり、寂しさから光の園へのホームシックを感じているようだ。しかも長い間、元の姿でいられたりと能力的にも変化している。光の園の長老によると、どうやら石の番人が7つの石のパワーをポルンの中に取り込ませたらしく、そのために能力がパワーアップされたようなのだが…。だがそれはいつベルゼイたちに狙われるとも限らない危険な状況を同時に意味しており、なぎさたちは一層の警戒を覚悟する。そんな時に限ってポルンが家を飛び出してしまった!
「みんなのトコ行くポポ!」と街へ飛び出したポルン。なぎさとほのかは慌てて追いかけるが、車道に出たところでトラックの荷台に逃げられてしまう。そこへ偶然通りかかるアカネ。彼女の運転する車でトラックを追いかけた二人は、トラックから振り落とされたポルンのキャッチに見事成功! ポルンをぬいぐるみだと勘違いしたままのアカネに正体がバレないかとヒヤヒヤしながら帰路につくのだった。しかしそこでポルンが邪悪な気配を察知。そのまま怪しい警備員によって無人の工事現場へと誘導されてしまう。
工事現場ではジュナとザケンナーが待ち構えていた。石のパワーの所在を問いただすジュナに対し、「知らない」と答えるなぎさたち。すると力ずくでも聞き出すのだと、攻撃を仕掛けてきた。プリキュアに変身してそれらをかわしたなぎさたちは、またもやポルンが放出したパワーでプリキュアレインボーストームを発動。ジュナとザケンナーを撃退し、ポルンを守り抜こうと決意する。その頃、ドツクゾーンに集合していたベルゼイたちは、念願のジャアクキング復活を成功させていた…
 
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