第 14 話 『 ウソホント!?ニセプリキュア大暴れ 』 2004/05/02
脚本  羽原大介 演出  吉沢孝男 作画監督  青山充 美術監督  行 信三/塩崎広光
化学研究発表会で襲われ、プリキュアに変身してしまったなぎさとほのか。たくさんの人が集まる会場で変身した為に、「誰かに見られているかもしれない」と二人はビクビク。そんな二人の前に、プリキュアの事をよく知っていると言い出す人物が現れる!なんとその人物はクラスメートの夏子と京子で、しかも変身前の素顔まで知っている様子。動揺しつつなぎさ達は、二人からプリキュアの情報を聞き出すが…。ブラックとホワイト、どっちの方がイケているかはともかく、二人はまるで毎日プリキュアを見ているような口ぶり。「昨日も見たよね~!」と顔を見合わせて笑う京子達をよそに、なぎさとほのかは…「…昨日は変身してないよね?」なんだか偽者がいる気配が…。
にせプリキュアの存在に頭を抱える二人。加えてたこ焼きやの茜さんにまで、プリキュアの事を聞かれる始末。茜さんの話によると、児童公園に現れては「さっさとお家に帰りなさ~い!」と決めポーズで子供たちを沸かせているらしい…。「とっととでしょ…」とツッコミを入れつつ公園に向う途中、何とプリキュアの格好をした夏子と京子が!!発表会でプリキュアを見た夏子は、自分がプリキュアだと言い張り、子供たちに変身する所を見せる約束をしてしまったらしい。約束を破る訳にもいかず一緒にいた京子と共に、にせプリキュアをしているそうだが…。ドツクゾーンに利用される事を恐れた本物の二人は、やめるように説得を試みるが、逆に夏子達を怒らせてしまう!
二人を心配し、夏子と京子の後を追うなぎさ達。しかしドツクゾーンの刺客に先を越されてしまい、夏子達はポイズニーに操られてしまう!工事中のビルの屋上にたたずむ夏子と京子を見つけた二人は救出に向うが、逆に攻撃を受ける事に。ザケンナーまで現れて、やむを得ず変身するなぎさとほのかだが…「夏子達相手に戦う事なんてできない!」と大苦戦を強いられる。正気を失っている夏子達は、操られるがままに攻撃したり自ら危険な目に遭おうとしたり…二人をかばいつつ戦うプリキュアに、ポイズニーは高笑いして交渉を迫る。「二つのプリズムストーンを差し出せば、そっちの二人は助けてあげるけど…?」
「正々堂々勝負しなさいよ!!」ポイズ二ーのあまりの汚さに、怒り心頭のブラックとホワイト。しかしポイズニーは鼻で笑ってザケンナーをもう一体呼び、二人は益々ピンチに陥ってしまう。操られていた夏子と京子はなぎさ達の呼びかけでなんとか正気を取り戻すが、迫り来るザケンナーに泣きながら慌てふためくばかり。「あなた達もプリキュアなんでしょ!?」「子供たちが待ってるんじゃない!」なんとか攻撃に耐えたものの、気を失ってしまう二人。気付いた時には既にプリキュアの姿はなく、変わりになぎさとほののかの姿が。今回の事でこりた二人はもうプリキュアの真似はやめると宣言、しかし…次の日も、元気に公園で決め台詞を叫ぶ姿が目撃されたようです。「だから、とっととだってば~!!」
 
(C)ABC・東映アニメーション