各話あらすじ
第 9 話 ヤムチャ奮闘!おそるべし栽培マン
2009/05/31
脚本:小山 高生 演出:野渡 康弘

地球に降り立った二人のサイヤ人、ナッパとベジータ。ナッパは小手調べに都市を一瞬で破壊してしまう。ベジータはまずラディッツを倒した人物を探して、ドラゴンボールのことを詳しく知ることにした。ナッパはスカウターで探知して、この星に戦闘力の高い者が複数いることに驚くが、ベジータはその中で一番戦闘力の高い存在のいる場所へ向かうよう指示する。TV局はこれを地震によるものだと報道したが、亀仙人たちはそれがサイヤ人の攻撃の始まりであることを悟っていた。ブルマとプーアルは現地へ向かおうと亀仙人とウーロンに訴える。

だが、亀仙人は自分たちが行っても足手まといになるだけなので行くことをあきらめ、孫悟空が一刻も早く戻ることを祈るしかなかった。ナッパとベジータは、一番戦闘力の高いピッコロのもとへ向かっていた。各地で修行をしていたヤムチャ、クリリン、天津飯、餃子は、それを察知して、現地に急ぐ。待ち構えるピッコロと孫悟飯の前に一番先にあらわれたクリリンは、他のみんなも駆けつけて一緒に戦うと告げる。そしてやってきたナッパとベジータは、ピッコロがナメック星人であることに気付き、ドラゴンボールの存在に納得するのだった。

ナメック星人は高い戦闘力を持ち、魔法使いのような能力を持つ者もいる種族なのだ。神は自分が宇宙人であることを知る。ベジータはピッコロたちの戦闘力を計るために、ナッパに栽培マンを用意させた。栽培マンは種から育つ怪物で、高い戦闘力を持つ。6匹の栽培マンはピッコロたちに襲いかかった。そこに遅れて、天津飯、餃子、そしてヤムチャが到着する。ベジータは6人対6匹で一対一での勝負を、ゲームとして提案した。悟空が来る時間を稼ぐために、クリリンはそれにのる。まずは天津飯が戦い、栽培マンを圧倒して勝利をおさめた。

だが、それは栽培マンが油断していたためだった。怒ったベジータは栽培マンを一撃で粉砕する。ヤムチャは次に戦おうとするクリリンを止めて自分が出た。クリリンは一度ドラゴンボールで生き返っており、二度目の復活はできないので万が一のことを考えてのことだった。ヤムチャは激闘の末、栽培マンを見事に倒す。だが、とどめを刺されていなかった栽培マンはヤムチャにしがみつき、自爆した。ヤムチャは死んだ。TV中継でその光景を目撃したブルマとプーアルは号泣する。怒りに燃えるクリリンは、ヤムチャの仇を討つために立ち上がった。

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