各話あらすじ
第 88 話 決戦!セル対孫悟空
2011/01/09
脚本:隈沢 克之/戸田 博史 演出:野渡 康弘

ついに孫悟空が武舞台に上がった。セルと対峙する悟空。セルに弾き飛ばされて場外負けとなったミスター・サタンは、アナウンサーに足を滑らせただけで、休んだらまた戦いに戻ると宣言し、悟空を素人と断定して、ベジータにあきれられるのだった。仲間のみんなは、悟空が超サイヤ人化してセルの前に立っても自然体なのを見て感心する。トランクスは、ついに悟空がセルに力が及ばないのに余裕を見せていた理由が明かされると期待していた。そして戦いが開始された。悟空とセルはキックやパンチ、空中戦と互角の応酬を続ける。

そのスピードに圧倒されるサタンとアナウンサー。期待に沸くみんな。悟空の猛攻にあわや場外にと見えたセルだったが、それは悟空を本気にさせるためのポーズだった。お互いに手の内を見せずに戦いを続けていたが、準備運動もここまで。悟空はいきなりフルパワーに気を高めた。そのパワーに驚くみんなだったが、セルも同様に気を高めた。双方に流れる戦闘民族サイヤ人の血が戦いへの歓喜を呼び覚ます。戦いの本番はこれからだった。しかし孫悟飯だけは、悟空の気はすごいことはすごいが、本気を出しているようには思えないでいた。

セルはその細胞に使われた人物の技を全て使えた。まずは天津飯の技、四身の拳を使って四人に分身して悟空を攻撃する。本来なら分身した分、パワーは四分の一に減るのだが、セルはその欠点も克服していた。四方からピッコロの技である魔貫光殺砲を放つが、悟空は空中へ逃れた。そしてバラバラになったセルを各個撃破する。元に戻ったセルは、次にクリリンの技の気円斬を放ち、ヤムチャの繰気弾のように自在に操って悟空を追い詰めた。フリーザとの戦いの記憶で、悟空はセルのギリギリ近くまで来てかわすつもりだろうと予測するセル。

それを防ぐためにセルは気円斬をもう一発放つ。だが悟空は更にその上を読んで、二発の気円斬をかわしてみせ、付け焼刃の技は効かないと言い放った。セルは意に介さず、かめはめ波の構えを取る。それは異常に気を溜めたもので、このまま撃たれると地球自体が危ない。悟空は空中へと逃げ、セルの狙いを地上から逸らした。しかし避けることができず、命中する瞬間に瞬間移動で逃れる悟空。セルは地球を破壊することをなんとも思っていなかった。悟空の持つ瞬間移動の技の存在を知るも、超スピードの移動で優位に立つセル。戦いはこれからだった。

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