各話あらすじ
第 85 話 破られた休息!防衛軍、セルに総攻撃
2010/12/12
脚本:松井 亜弥/隈沢 克之/植竹 須美男/戸田 博史 演出:野渡 康弘

一般市民には手を出さない、という孫悟空がセルゲームに参加するための条件を守ったセルは、ウォーミングアップのために宇宙に出て行った。フリーザやコルドの細胞のおかげで、宇宙空間でも活動できるのだ。セルは小惑星を破壊して粉々に砕き、滅びゆく人類へのささやかなサービスとして、地球へ落として流れ星にしてみせる。地方へ脱出する混乱の最中、人々は昼間の流星群を見て不思議がるのだった。一方、悟空と孫悟飯は家の近くでのんびり釣りをしていた。ベジータとの戦いの前に悟空と交した約束がようやく果たされて、悟飯はうれしかった。

一緒に来ていたクリリンは、自分が人造人間18号を停止させなかったために、こんな事態になってしまってすまないと詫びるが、悟空は気にしなかった。余りに余裕で自然体の様子の悟空に、不安になる悟飯とクリリンだったが、やれるだけのことはやったという悟空の言葉に、今は休息を楽しむことにするのだった。神様の宮殿では、ピッコロが修業を終え、精神と時の部屋から出て来てベジータと交代した。カプセルコーポレーションでは、ブルマが16号の修理に苦労していた。そこに王立防衛軍がセルを倒すために出動するという放送が入った。

ハイキングで楽しんだ帰りにカメハウスへ寄ろうと、武天老師への土産を買いに街に出た悟空たちだったが、みんな地方へ避難したために店はどこも閉まっていた。ラジオで王立防衛軍がセルに対して一斉攻撃を開始したことを知った悟空は、兵士たちが逃げてくれることを祈る。王立防衛軍の戦車や戦闘機、ミサイル、爆弾、バズーカ砲などによる一斉射撃でもセルには全く効果がなかった。ビームを放って、一瞬で包囲網を全滅させたセルは暇つぶしにもならなかったとうそぶく。悟空はある思いを抱いて、瞬間移動でピッコロの所へ向かう。

もう一度、神とピッコロに分裂できないかと聞く悟空。神とピッコロが融合したために、今地球にはドランゴンボールが存在しなくなっていた。戦いで命を失った兵士たちを、ドランゴンボールで生き返らせたいと悟空は考えたのだ。だが一度融合してしまうと、分裂するのは無理だった。悟空はナメック星人の生き残りの住む星を探して、代わりに地球の神になってくれる者を探すことにした。さすがに地球からは、宇宙のどこかにいるナメック星人の気を感知することができなかったので、悟空は界王の所へ行って居場所を聞くことにするのだった。

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