各話あらすじ
第 77 話 超サイヤ人を超えた!不敵なベジータ、セルを討つ
2010/10/17
脚本:戸田 博史/植竹 須美男 演出:野渡 康弘

人造人間18号はセルが近付いてくることに不安になるが、16号は冷静にセルが18号を破壊するほどのパワーを出していないことを指摘した。セルは現状でも無敵の強さなのに完全体になることにこだわっているのは、ただ究極の力を求めているだけなのかと考察する。孫悟空と孫悟飯は精神と時の部屋に足を踏み入れた。扉を閉めると完全に外界とは切り離されて、外の気も感じられなくなるのだ。悟空が子供の頃一カ月も耐えられなかったという、部屋の外に広がる真っ白の地球と同じくらい広い何もない空間を見て、ただ呆然とする悟飯。

次々と島を破壊するセルに我慢しきれなくなった18号は出て行こうとするが、そこにベジータがあらわれた。続いてトランクスも到着する。18号はかつて自分に勝てなかったベジータが今更あらわれてどうするのか疑問に思った。そして今の内に逃げ出そうと提案するが、パワーレーダーを備えた16号は、ベジータの戦闘力が以前とは比べ物にならないほど大きくなっていることを感じて、様子を見ることにする。ベジータは気を集中して、超サイヤ人を超える姿に変身した。そしてベジータの変わりようにおどろくセルに一撃を叩き込んだ。

神様の宮殿ではピッコロと天津飯が感じられる気の大きさに驚愕していた。連続攻撃を放つベジータの動きを、セルは捕えることができなかった。セルの攻撃をことごとく見切ってかわすベジータの強さは圧倒的だった。ベジータの戦いを見ているトランクスは、改めて修業の成果に驚いていた。人造人間のコントローラーを持ったクリリンも、セルを上回るベジータの気を感じ、現地に向かうことにする。悟飯は、気温がマイナス40度から50度に変化し、空気は4分の1の薄さで重力は10倍という白い空間の環境に耐えられるか不安になる。

悟空は悟飯を超サイヤ人にすることから始め、自分も超サイヤ人を超える力を手に入れるつもりだった。そして将来的に悟飯は自分をも超えるほど強くなれるから自信を持てとはげます。ベジータの攻撃に防戦一方のセルは、反撃の口から吐く光球もかわされ、ついに本気を出そうとしていた。パワーを集中し、ベジータに一撃をみまう。だが修業によって鍛えられたベジータの戦闘力は、セルの全力をはるかに上回っていた。びくともしないベジータの姿にたじろぐセル。ベジータは、自分はスーパーベジータだと声高らかに宣言するのだった。

各話あらすじ一覧へ