各話あらすじ
第 75 話 実力未知数!寡黙な戦士16号、動く
2010/10/03
脚本:松井 亜弥 演出:野渡 康弘

セルが人造人間17号におそいかかった。吸収されまいと抵抗して戦う17号だったが、戦闘力の差は大きく、セルに叩きのめされてしまう。その様子を見ていた18号は、逃げた方がよさそうだと考え始めた。16号は18号に逃げるように勧め、自分はセルと戦う決意を固める。17号と18号は関係のない者を傷付けようとはしなかったが、セルは無差別に人を襲い、全てを破壊する。16号は孫悟空と戦う以前に、セルを倒さなくてはいけないと考えたのだ。18号は止めるが、16号の計算では現在のセルと自分の戦闘力は互角だった。

セルは17号を持ち上げて吸収しようとするが、16号の攻撃に助けられる。セルと戦闘を開始する16号。助かった17号は、16号の強さにおどろくのだった。セルは隙をついて16号を吸収しようとするが、完全なロボットタイプの人造人間である16号を吸収することはできず、尻尾を斬り落とされてしまう。だが、セルはピッコロの細胞の能力を使って、尻尾を再生する。完全に倒さない限りセルを止めることはできない。16号はありったけの力を使ってセルと戦い、ヘルズフラッシュを放って大ダメージを与えた。

悟空は精神と時の部屋の前で、セルの気がかなり減少したことを感知した。誰の仕業かはわからないが、このままセルを押しとどめていて欲しいと願う。17号は、16号の逃げろと言う言葉も聞かず、姿を消したセルに止めをさそうと挑発した。だがセルは背後から忍び寄っていた。気付いた天津飯の叫びもむなしく、17号はセルに吸収されてしまう。そしてセルの身体に変化があらわれた。より完全体に近くなったセルは、16号をはるかに上回るスピードとパワーを身に付けていた。16号にダメージを与え、18号を吸収しようと迫るセル。

18号はセルに吸収されるくらいなら自分で自分を爆破すると宣言した。セルは17号の声を使って18号が自ら吸収されるよう説得しようとするが、17号が憎むべきドクター・ゲロに尊称をつけるはずがないことを知る18号に見破られてしまう。ならば力ずくで18号を吸収しようとするセル。天津飯は覚悟を決め、新気功砲を放ってセルを足止めする。悟空はセルのパワーアップと天津飯の意図を感知するが、どうすることもできなかった。天津飯は16号と18号を逃がすために、セルにやられることを承知で、気功砲を連発するのだった。

各話あらすじ一覧へ