各話あらすじ
第 73 話 これが超ナメック星人の力!17号vsピッコロ
2010/09/19
脚本:隈沢 克之 演出:野渡 康弘

ブルマは、トランクスとクリリンがドクター・ゲロの研究室から持ち帰った人造人間の設計図を解析して、弱点を見つけようと必死だった。一方、神と融合してスーパーナメック星人となったピッコロは、人造人間17号を圧倒する勢いを見せていた。以前とは違ったピッコロのパワーにおどろいた17号はやる気を出す。ピッコロは無数の光弾を発射するが、17号にことごとくよけられてしまう。光弾を乱射して牽制しつつ、必殺の光弾を放つピッコロだったが、17号はそれを正面からはじき返すのだった。改めて17号の実力を思い知らされる。

17号はピッコロとの戦いに歯ごたえを感じ、楽しんでいた。ピッコロは再び光弾を乱射し始める。さっきと同じ攻撃を繰り返すピッコロに失望する17号。だが、それはピッコロの策略だった。気が付くと、光弾は全て17号を取り囲むような位置に静止しており、逃げ場が無いように配置されていた。ピッコロはそれらの光弾を一斉に17号めがけて突撃させた。その破壊力はすさまじく、島を丸ごと消滅させてしまう程だった。だが17号は無傷だった。とっさにバリアをはって身を守っていたのだ。ピッコロたちは火山島に場所を移すのだった。

一方、ピッコロの戦いの気を感じ取ったセルは、これだけのパワーを必要とする相手は人造人間に違いないと判断し、その方向へ向かう。人間たちを吸収して、すでに人造人間を上回るパワーを身に着けていたのだ。火山島で本気の肉弾戦に移行したピッコロと17号。互いに一歩も譲らない戦いに、18号はピッコロが17号と互角の実力を持っていることを認めた。クリリンはセルが近付いてくることを感知し、焦る。精神と時の部屋でベジータとトランクスの修業が終わるのを待つ孫悟空と孫悟飯も、今は待つことしかできずに歯噛みしていた。

そんな時、クリリンにブルマから連絡が入った。人造人間の弱点をつきとめたというのだ。人造人間には何かあった時のために外部からの指令で機能を停止する装置が組み込まれていた。対応するコントローラーを作ったというブルマに、すぐにここへ持って来てもらうように連絡するクリリン。セルに吸収される前に人造人間を倒すしかない。火山島では死力を尽くした戦いが繰り広げられていたが、エネルギーが尽きない17号に対してピッコロのスタミナが持たなくなってきた。そこにセルがあらわれ、驚愕するピッコロ。果たして戦いの行く末は?

各話あらすじ一覧へ