各話あらすじ
第 68 話 そして怪物が動き出す…出撃!超ナメック星人だ!
2010/08/15
脚本:隈沢 克之 演出:野渡 康弘

無事に孫悟空を運びこんだクリリンたちは、武天老師とウーロンに事の次第を説明する。人造人間たちに見つかる前に、悟空は目を覚ますのだろうか。その頃、二つのタイムマシンの謎に頭を悩ますトランクスは、とりあえずタイムマシンをホイポイカプセルに戻して保管し、謎の卵の殻はブルマが持って帰ることにした。孫悟飯は、悟空を武天老師のところに移動させた経緯をブルマに説明する。ベジータは仙豆で回復したが一人でどこかへ行ってしまったと聞いて、彼らしいとほっとするブルマ。そんな時、悟飯は何かを見つけて草むらの方に行く。

そこには人間よりも一回りくらい大きい昆虫が脱皮した後の抜け殻のようなものがあった。おどろく三人。おそらくタイムマシンに残されていた卵から生まれてきたもので、それが成長して残して行ったものだろうと推測された。中には粘液が残されており、抜け出してから間もないものと思われた。思わず周囲を警戒するトランクスと悟飯。物音におどろいてブルマは逃げ出すが、それは単なる小動物のものだった。とりあえずブルマは自宅に卵の殻を持って帰り、トランクスと悟飯は武天老師と悟空たちのいるカメハウスに向かうことにするのだった。

人造人間18号は田舎の町で新しい服を手に入れたが、店主が警察に通報し、追って来たパトカーを粉砕する。一方、家に向かっていたブルマは、例のタイムマシンのあった場所の近く西の都の郊外の街ジンジャータウンで、住民が衣服だけを残して忽然と消えてしまったという事件が起こったというニュースを聞き、抜け殻との関係を予感してカメハウスに連絡する。戻った悟飯とトランクスもニュースの実況で何かが起こっているのを知った。地球の神はモンスターの存在と所業を知り、もう一刻の猶予もないと、ピッコロと融合する決意を固める。

ピッコロをベースとして地球の神は融合し、ここに超ナメック星人が誕生した。ミスター・ポポに別れを告げ、出撃するピッコロ。この事件はあの卵から生まれたモンスターの仕業だと確信したトランクスは、カメハウスから現地に向かうことにした。悟飯もついて行こうとするが、チチに止められる。人造人間が来た時に備えて悟空を守って欲しいと言い残してトランクスは飛び立った。ジンジャータウンに着いたピッコロは、無人の街に怪しい気配を感じる。そしてとうとうモンスターがその奇怪な姿をあらわした。果たしてその能力は?その正体は?

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