各話あらすじ
第 66 話 1つに戻る時が来た…ピッコロ最強への決意!
2010/08/01
脚本:戸田 博史/隈沢 克之 演出:野渡 康弘

クリリンは人造人間たちとの会話に呆然と後を見送ることしかできなかった。取り急ぎ、人造人間に倒された天津飯、ピッコロ、トランクス、ベジータに仙豆を食べさせて介抱する。一方、孫悟飯はブルマと赤ん坊のトランクス、ヤジロベーをブルマの自宅に送り届けるが、ブルマの母親に歓待されるのを断って、父親である孫悟空の元へ急ぐ。実はブルマの母親が苦手でもあったのだ。回復したピッコロたちは、人造人間が仙豆のことまで知っていながらとどめを刺さなかったことを知り、自分たちは相手にされていないということに怒りを隠せなかった。

スーパーサイヤ人化して取り戻したプライドを18号に粉微塵に砕かれたベジータは、どこかに飛び去ってしまった。後を追おうとするトランクスを止めるピッコロ。みんなが束になってもかなわなかった人造人間の強さに、トランクスは自分の知る未来と違うのでとまどう。たとえ悟空が回復しても人造人間にはかなわないのではないか。ピッコロは悟空を別の場所に移動させるように言い、自分は行く先も告げずに飛び去った。クリリンは、ピッコロが地球の神と融合して、いわばスーパーナメック星人になるつもりだという考えを察していた。

大嫌いだった神と一つにならざるを得ないほど、人造人間たちは強い。神はピッコロが近付くのを感知し、その意図を見抜いていた。ついに会合する神と魔王。パワーを手に入れるためには二人が再び一つになる必要性を認めながらも、神は本当に三人の人造人間が地球の害になるのかを見極めたいと、しばらく様子を見ることにした。ピッコロはそのまま神の近くで待つことにする。ベジータは新たな力をつけるべく特訓の場を探していた。クリリンとトランクスが共に悟空の家に向かう途中で天津飯は別れ、餃子と合流して修行の旅に出ることにする。

空を飛んで移動中の17号は駐車中の車を見つけた。16号は車を持ち上げて、積んであった荷物を外に出す。人造人間たちは、恐怖で身をすくませたドライバーたちを一顧だにせず、車に乗り込んで先に向かうのだった。悟空を武天老師のところへ避難させるべく、クリリンとトランクスはチチとヤムチャに事情を説明する。飛行機に悟空を乗せているところに悟飯が帰ってきた。トランクスは自分の知っている未来とどうしてこんなに変わってしまったのか悩む。自宅にいるブルマにかかってきた一本の電話、それが謎を解く鍵となるのだろうか?

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