各話あらすじ
第 65 話 かわいい顔で超パワー!?18号vsベジータ
2010/07/18
脚本:松井 亜弥/戸田 博史 演出:野渡 康弘

ブルマと赤ん坊のトランクスをかかえ、ヤジロベーを背中に乗せて飛んでいた孫悟飯の目の前に、ようやく自分の家が見えてきた。早く孫悟空に人造人間たちのことを知らせないといけないので急ごうとする悟飯。だがブルマは、赤ん坊の世話をするために、先に自分の家に連れていくよう悟飯に命令する。ヤジロベーも賛成し、やむをえず悟飯は自分の家を目の前にしながらブルマの家に方向転換する。トランクスからもらった心臓病の特効薬のおかげで、悟空の容体は落ち着きを見せていた。チチとヤムチャは一安心して悟飯の帰りを待つのだった。

ベジータは、かわいい女の子の外見からは想像もつかないパワーとスピードを秘めていた人造人間18号に驚きを隠せなかった。17号はドクター・ゲロの集めた情報以上のパワーを持つスーパーサイヤ人化したベジータに興味を示す。そこにトランクス、ピッコロ、天津飯、クリリンが追いついてきた。逃げるよう勧めるトランクスに対して、ベジータは加勢を拒否し、プライドが守れないなら死んだ方がマシだと言い放つ。18号では全員を相手にするのは無理だと考えた17号は、戦いを邪魔したら自分も参戦すると、みんなに釘を刺した。

本気を出した戦いを始める18号とベジータだったが、無限のエネルギーを持つ人造人間に対して、気力を消費していく生身の体では少しずつ不利になっていく。ついにベジータは左腕を折られ、苦痛の絶叫を上げた。父親の危機にトランクスは思わず18号に斬りかかるが、フリーザすら切り裂いた剣は受け止められて刃こぼれし、逆に叩きのめされる。ピッコロと天津飯も参戦しようとするが、17号にあっけなく倒されてしまう。一方、悟空以外との戦いには参加せず、鳥たちが戯れる姿をながめている16号を見て、クリリンは変な奴だと感じる。

残る右腕も18号に踏みにじられたベジータは気絶してしまった。17号はクリリンに、みんなはまだ生きているので、仙豆を食べさせて回復させるよう言う。悟空のいる場所を探すために、近くの町か村に行って車と服を調達しようと相談する人造人間たちに、クリリンは勇気を振り絞って問いかけた。なぜ悟空を狙うのか、悟空を倒さない道はないのかと。17号は全てはゲームで、悟空を倒した後のことは考えていないと答え、16号は自分たちは悟空を倒すために作られたと宣言し、18号はクリリンのほほにキスをすると立ち去って行った。

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