各話あらすじ
第 63 話 追撃!ドクター・ゲロ…謎の研究所を探せ!
2010/06/27
脚本:隈沢 克之/小山 高生 演出:野渡 康弘

追い詰められた人造人間20号は、ブルマの乗ったスカイカーを巻き添えにして爆発を起こし、まんまと姿をくらました。トランクスはブルマを爆風から守り、救い出す。トランクスは20号を追いかけようとするベジータに、なぜブルマを助けようとしなかったのかと詰め寄った。ブルマは20号がドクター・ゲロだと指摘する。三年前にトランクスが来た時の話に出てきたドクター・ゲロについて調べていたのだ。ドクター・ゲロは人造人間に殺されたはずではと指摘するベジータに、トランクスは自分が過去に来たことで歴史がずれたのだと答える。

悟空が心臓病になった時期もそのせいでずれてしまったのだ。20号の言っていた17号と18号が本来闘うべき人造人間だったと推理したピッコロに、トランクスは自分の記憶にある特徴を語った。17号は長い黒髪の少年で、18号は可愛い女の子の姿をしており、エネルギーは無限なのだという。ブルマの情報ではドクター・ゲロの研究所は、北の都の近くの山の洞窟にあった。20号が空中へ飛んだ姿は誰も見ていなかったので、地形に隠れながら地面を走って逃げていると思われた。ベジータは研究所に行き、残りの人造人間と戦うと宣言する。

トランクスは人造人間は本当に強く、目覚める前に壊してしまうべきだと言うが、ベジータは聞く耳を持たずに飛んで行ってしまった。父親を二回も失うわけにいかないと後を追うトランクス。その台詞を聞いて不思議がるブルマに、ピッコロは彼がトランクスの成長した姿であることを明かした。おどろく一同。ピッコロはクリリン、天津飯と研究所に先回りして人造人間が目覚める前に壊すことにし、孫悟飯にブルマを連れて悟空の家にこのことを知らせ、病気が治ったら加勢に来るように伝えるよう指示した。ヤジロベーも悟飯と同行するのだった。

20号は研究所に向かって逃げている途中、自分を追ってくるベジータ達を発見する。ブルマがカプセル・コーポレーションの娘だと気付いた20号は、自分の正体と研究所の位置が把握されたと認識した。トランクスはベジータを追いながら未来で母親に聞いた父親の話に思いをはせる。悟空は病と闘いながら悪夢にさいなまれていた。ピッコロたちは北の都に到着、手分けして研究所を探すことにする。クリリンは仙豆をみんなに二個ずつ分けた。はたして17号と18号が目覚める前に、ドクター・ゲロの研究所を探しだすことができるのだろうか?

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