各話あらすじ
第 62 話 ピッコロ強襲!消えた20号とねじれる未来
2010/06/20
脚本:戸田 博史/隈沢 克之 演出:野渡 康弘

スーパーサイヤ人化したベジータによって人造人間19号は破壊された。20号は戦場を岩山に移し、身を隠す。気が感じられないのでクリリンたちは人造人間を見つけることができなかった。いらついたベジータは、岩山を破壊して隠れることができないようにしようとエネルギー弾を放つ。それを見た20号は、ベジータのエネルギー弾を吸収して自らをパワーアップさせた。しかしまだベジータを倒すには足りない。20号を探す孫悟飯、クリリン、天津飯、ピッコロを捕捉した20号は、全員のエネルギーを吸収してベジータを倒そうと考えた。

20号は最初にベジータの次に強いピッコロのエネルギーを吸収しようと、背後から襲いかかった。口をふさがれ20号にしがみつかれたピッコロは、テレパシーで悟飯に連絡する。悟飯はピッコロの気を頼りに現場に急行し、20号を攻撃してピッコロを助け出した。騒ぎを聞きつけた他のみんなも集まってくる。ピッコロはクリリンから仙豆をもらって回復すると、マントとターバンを脱ぎ捨てて20号に戦いを挑んだ。そのスピードと強さに20号は驚く。自分はピッコロのエネルギーを吸収して、パワーを身につけたはずなのにかなわないとは。

ピッコロたちは戦闘時に気を増幅して瞬間的に爆発させるので、通常時のエネルギーを吸い取ってもパワーは上がらないのだ。20号の手を斬り落とし、圧倒するピッコロ。一方、未来から再度様子を見に来たトランクスは、島の惨状を見て落胆するが、戦場が移動しているのを感知してそちらに向かう。だが、途中で発見した19号の残骸の首を見て、自分の知っている人造人間と違うことに疑問を持つ。20号との戦場に姿をあらわしたトランクスを見たピッコロは、名前を呼んでしまい、ベジータは彼が自分の息子の未来の姿であることを悟った。

トランクスはベジータ達が戦っていた人造人間が、自分の知っているものと違うことを告げる。驚愕する一同。人造人間を一目見たいと言うブルマの希望で、ヤジロベーとトランクスを乗せたスカイカーが現場にやってきた。20号の姿を見たブルマは、ドクター・ゲロとつぶやく。20号はこのままでは自分がやられてしまうので、不本意ながら研究所に戻る決心をし、その機会をうかがっていた。ブルマのスカイカーにみんなが気を取られた隙に、20号は捨て台詞で人造人間17号と18号の存在を明かし、爆発を起こして姿をくらませたのだった。

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