各話あらすじ
第 59 話 気配を持たぬ2人組!人造人間、あらわる
2010/05/30
脚本:戸田 博史/隈沢 克之 演出:野渡 康弘

三年間修業して成長した孫悟飯とピッコロと孫悟空は、人造人間があらわれるという島へ向かう途中でクリリンと合流する。島には大きい街もあるので、被害を出さないように戦わなければならない。先に来ていたヤムチャと天津飯の気を感じて、山へ向かう一同。そこには赤ん坊を連れたブルマも来ていた。クリリンはてっきり、ヤムチャとブルマが結婚して産まれた赤ん坊だと思うが、すでに二人は別れていた。赤ん坊がベジータの息子のトランクスだと知っていた悟空は、つい呼びかけてしまい、不思議に思うブルマを必死でごまかすのだった。

ベジータはまだ姿をあらわさなかった。餃子はこの戦いについてこられないので置いてきたという天津飯。人造人間があらわれるはずの時間を待っていたみんなの元に、ヤジロベーがやって来た。カリンからの差し入れの仙豆を届けに来たのだ。戦いには加わらず、ヤジロベーはそのまま去っていった。天津飯は10時を過ぎたのに一向に敵の気配を感じられないことに疑問を抱く。その時、ヤジロベーの乗ったスカイカーが爆発した。そこから二人の影が街に降りたのを目撃したみんなは、人造人間だから気が感じられないことを知って、愕然とする。

気でわからないからには目で探すしかない。悟空の指示で悟飯はヤジロベーを救出に向かい、他のみんなは街に降りて手分けして人造人間を探すことにした。ヤジロベーの乗ったスカイカーが爆発したのを見た街の住人たちは、その場にいた二人組にいきなり襲われる。惨殺の現場を目撃した女性の悲鳴を聞いて、現場にかけつけるヤムチャ。近くにいた二人組がレッドリボン軍のマークを付けていることを見て、みんなを呼ぼうとしたヤムチャだったが、人造人間に口元をつかまれ、力を吸い取られ、抵抗できないままに腹をつらぬかれてしまう。

道の真ん中にいた人造人間たちを避けようとしたタンクローリーが、ガソリンスタンドに突っ込み、爆発炎上した。現場に向かった悟空、ピッコロ、天津飯、クリリンが見たものは、力尽きかけたヤムチャの姿だった。悟空はクリリンに、ヤムチャをブルマたちのところへ連れて行き仙豆で回復させるよう頼む。人がいない場所に移動しようという悟空に、人造人間は目からビームを出して辺りを焼き払い、ここを人のいない場所にしようとした。怒る悟空。別の場所に行くことに同意した人造人間たちは、悟空について行く。新たなる戦いの幕が開けた。

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