各話あらすじ
第 57 話 おかえり孫悟空!謎の少年トランクスの告
2010/05/16
脚本:戸田 博史 演出:野渡 康弘

またたく間にフリーザとコルド大王を倒してしまった謎の少年の言葉を信じて、孫悟空が帰ってくるという場所に向かう孫悟飯、ピッコロ、天津飯、餃子、クリリン、ベジータ、ヤムチャ、ブルマ、プーアルら一行。目的地に着いた謎の少年はホイポイカプセルで冷蔵庫を出し、みんなにふるまった。カプセルコーポレーションの娘である自分が知らない製品だとブルマは不思議に思う。悟空とは直接あったことはないと言い、名前も明らかにしない謎の少年に対して、ベジータは黒髪ではない彼がサイヤ人であるはずはないと主張するのだった。

謎の少年は、しきりにベジータを気にしていた。謎の少年の正体について色々想像をめぐらす一行。そうこうしている内に三時間が経った。悟空の気を感じてみんなは色めき立つ。そして宇宙船が落ちてきた。中からあらわれたのは、変わった服を着た悟空だった。みんなが迎えに来ているのを見て悟空はおどろく。悟空は謎の少年のことを知らなかったが、フリーザたちを倒したのが彼で、スーパーサイヤ人化できることを聞かされ、感心する。謎の少年は、悟空と二人っきりで話がしたいと言い、悟空はそれに応じて少し離れた場所に移動した。

悟空は謎の少年の頼みに応え、スーパーサイヤ人化する。謎の少年もスーパーサイヤ人化して、剣で悟空に切りかかった。指一本でそれをあしらう悟空。その強さを体感して悟空を信用した謎の少年は、他の人には内緒ということで、おどろくべき内容を語り始めた。トランクスと名乗った彼は、二十年後の未来からタイムマシンに乗ってやって来たベジータの息子だというのだ。彼のいた世界は、今から3年後にあらわれる、以前、悟空が潰したレッドリボン軍の生き残りドクター・ゲロが作り出した人造人間によって壊滅状態になったのだという。

人造人間たちは強く、ピッコロたちも全滅してドラゴンボールも失われてしまい、悟空はその前に心臓病で病死するのだという。それを聞いた悟空は、それだけ強い改造人間と戦えないのを悔しがる。だがトランクスは病気の特効薬を持ってきていた。彼の母親はブルマで、悲惨な歴史を変えるためにやってきたのだ。どう話すか悩む悟空に代わって、彼らの会話が聞こえていたピッコロは、トランクスの出自以外の全てをみんなに話す。トランクスはタイムマシンで未来に帰り、悟空たちは三年後のその日までに修業をする決意を固めるのだった。

各話あらすじ一覧へ