各話あらすじ
第 46 話 これが最後の切り札だ!悟空の特大元気玉
2010/02/28
脚本:戸田 博史 演出:野渡 康弘

20倍界王拳で放ったかめはめ波もフリーザには通じなかった。孫悟空は気力をふり絞って必死の攻撃を試みるが、フリーザに一蹴されてしまい一方的に攻撃を受ける。思わず飛び出そうとする孫悟飯を止めたピッコロは、悟空が何かをしようとしていることを察知していた。クリリンは悟空が元気玉を使おうとしていることに気が付く。元気玉は威力が大きすぎてナメック星を破壊してしまう恐れがあったが、今ここでフリーザを倒しておかないと大変なことになる、悟空の苦渋の決断だった。両手を天に向けて構えた悟空を、余裕で見守るフリーザ。

元気玉は、ナメック星に存在する全ての動植物から少しずつ元気を分けてもらって、大きなエネルギーの塊を作り出す技である。悟空はナメック星の分だけではフリーザを倒すだけの元気玉は作れないので、近くの星々の植物や動物たちからも元気を集め始めた。クリリンは上空に巨大なエネルギーの塊ができつつあるのを見つけた。しかしフリーザは気を感じることができないので、まだ元気玉の存在に気が付いていなかった。だが、構えただけで技を繰り出そうとしない悟空に、だんだん焦れはじめたフリーザはしびれを切らして、攻撃をかける。

悟空を攻撃するフリーザを見て、元気玉の存在が気付かれたのかと焦るクリリンたち。悟空は元気玉をフリーザを倒せるまで充分に大きくするために一方的な攻撃にも耐えていた。ピッコロは、クリリンと悟飯の残っている気を自分に渡すように言った。フリーザの攻撃で水中に叩き込まれる悟空。這い上がろうとした悟空を見下ろしたフリーザは、水面に映っている元気玉を見て、上空に巨大な巨大なエネルギーの塊が発生していることに気が付く。自分の攻撃に耐えて、まだ反撃しようとしている悟空の姿に、フリーザはとどめを刺そうとした。

そこにピッコロが飛び出し、フリーザの不意を突いて一撃を与えた。吹き飛ばされるフリーザ。だがクリリンと悟飯の気を分けてもらったピッコロにとって、これが限界の攻撃だった。早く元気玉を撃てというピッコロに、フリーザを倒せるだけの元気玉を作るにはまだもう少し時間がかかるという悟空。迫りくるフリーザから悟空をかばい、必死で攻撃し、光弾を乱射して少しでも時間を稼ごうとするピッコロだったが、全く効かなかった。フリーザはピッコロの右肩をにぎりつぶし、弄んだあと地面に叩きつけ、とどめの一撃を放とうとする。

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