各話あらすじ
第 44 話 限界突破の肉弾戦!悟空とフリーザとギニュー再び!?
2010/02/14
脚本:松井 亜弥 演出:野渡 康弘

ついにフリーザと孫悟空の本気の戦いが始まった。戦闘の前に、フリーザは悟空に空中戦と地上戦のどちらが得意かをたずねる。どちらかというと地上戦の方がと答えた悟空に合わせて、フリーザは地上に降りた。胴着を脱ぎ捨てて準備体操をする悟空に、フリーザは更に大サービスと称して両手を使わずに相手をすると告げる。先手を取った悟空は猛ラッシュをかけるが、フリーザは腕を組んだまま、その攻撃をことごとくかわしていく。尻尾をつかんで振り回し、反撃に出る悟空。二人は目にも止まらぬスピードで戦いを繰り広げていくのだった。

ついにフリーザの尻尾が悟空を捕えた。首に巻きついた尻尾をはずそうとあがく悟空だったが、その強力な絞め付けはびくともしない。悟空は尻尾に噛みつくことでフリーザの尻尾から逃れることができた。尻尾をいたわるフリーザの隙を突いて、悟空の攻撃がヒットする。激情にかられたフリーザはおもわず手を使って悟空を攻撃してしまい、サービス期間は終わったと言い放った。にらみ合う二人。フリーザは悟空に部下になる気はないかと最期の誘いをかける。当然断る悟空に、フリーザは自分の全力の半分で、悟空を倒すには十分と言い放った。

その頃、ブルマは自分になついてくる一匹の蛙のような生き物が気に入り、一緒に行動していた。異星の地で独りにされ、緊張の連続だった自分をいやしてくれる存在だった。ブルマは自分の話す言葉を理解しているかのようなふるまいをする、その蛙のような生き物と意思の疎通をかわすために翻訳機を作る。だが、その蛙のような生き物こそ、ギニュー隊長の変わり果てた姿だったのだ。翻訳機をつけられて言葉がしゃべれるようになったギニューは、ブルマと身体をチェンジした。そしてさらに強い新たな身体を求めるため、行動を開始する。

ブルマの身体を得たギニューは、クリリンたちのいるところに到着した。第三段階に変身しているフリーザの姿を見て感動するギニュー。悟空はフリーザの超常的なスピードとパワーに一方的にやられ、劣勢を強いられていた。界王星で戦いを見守っていた界王からその様子を聞いたヤムチャと餃子は慄然とするが、天津飯は界王拳を使えば悟空は逆転できると考える。だが、実はその時点で悟空は10倍界王拳を使用していたのだった。驚愕する一同。一方、ブルマの様子がおかしいことに気付いたピッコロに、ギニューは魔の手をのばそうとしていた。

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